Monthly Archives: July 2019

どこにでもいるメキシコマシコ – House Finches Everywhere.


カリフォルニアに住んでいた時も裏庭でよく見かけたメキシコマシコです。様々な環境に適応できるたくましい鳥なんですね。 – These are House Finches which I often found in our backyard when we lived in California as well.  They are quite sturdy and can adapt themselves into variety of environments.

トカゲの国 St George で、しかもオコティヨの枝に見つけると、見慣れていたはずなのに、違う鳥を見ているみたいで少し嬉しくなります。 – They are quite common birds, but it gives me new excitement as if they are different birds when I see them on Ocotillo branches in Saint George, which I like to call lizard country. 

クレオソートの中にいたメス。くちばしのあたり、綺麗にしておいた方がいいですよ。 – I found a male House Finch on a branch of Creosote bush.  You better clean up around your beak.

あー、そうか。お食事中でしたか。 – Oh, excuse me, it’s your lunch time.

なるほど。クレオソートのあたりでよく見かけると思ったら、棉ボールの中には種が入ってるんですね。綿毛の中から種を取り出して、それを食べてたんだ。だからお口の周りに綿毛がくっついてるのね。 – Now I understand why I find them in Creosote bushes often.  There are seeds inside the fluffy puff balls.  House Finches carefully extract the seeds and eat them.  That’s why the fluffy things are around his beak.

 

ハチドリとオコティヨ- Hummingbird and Ocotillo


Ocotillo オコティヨは長い枝の先にちょこんと赤い花を咲かせる面白い低木です。砂漠地帯でよく生息するのにカクタスではなく、多分60年から100年生きるだろうと植物学者によって言うこともまちまちらしいです。庭師のデボンに言わせると、カラカラに枯れきったきったように見えても冬眠から覚めたように生き返ったりもするとか。Ocotillo is a shrub which produces red flowers at the tip of the long branches.  It’s not a Cactus, although its habitat is desert.  It’s been debated how long it can live, but not yet concluded; about 60 to 100 years.  According to our gardener, Devon, it revives even after totally dried up sometimes.

先日、ハチドリ Hummingbird (多分、Anna’s Hummingbird のメス) がそんな木に挑戦しているところを発見しました。長く伸びた枝の先、美味しそうな花がいっぱいで嬉しそう。 – I was lucky to witness the moment an Anna’s Hummingbird was challenging to get Ocotillo’s nectar the other day.  The tip of Ocotillo’s branch was full of delicious looking flowers!

どれから試してみようかな・・・  – Which one should I try first…

この辺かな? – How about here?

美味しかったけど、もっと上の方がいいかも。 – It was good, but the higher flowers may be better.

美味しそうなところを見つけだぞ〜!う〜ん、まだ蕾ばっかりじゃん。– Yes, it looks good around here.  Oh no, they are still buds…

そうそう、一番上の花が一番美味しいよね〜! – Yummy, the top is always best!

なんて言っているかどうか・・・ – a tail of hummingbird…

Verdin アメリカツリスガラを撮ろうと苦戦していたので、なんだかとても撮りやすい。若干大きいからとも言えますが、美味しい花の周りでは空中で静止する、ホバリングという動きをするから撮りやすくなるんだと思います。 – I felt somehow it was much easier to take these pictures.  It’s possibly because I was struggling to capture Verdins; Hummingbirds are slightly larger than Verdins, and on top of that, Hummingbirds hover around flowers.  So, it gives me a great still moment to take decent shots.

やっぱりハヤブサじゃなかった – False Alarm Falcon Shots


ウキウキとハヤブサについてのブログを書いていたんですが、自分のショットをよくよく見ると、やはりハヤブサじゃなかったみたいです。ガックリしてしまい、ブログを書く気になれなくてお休みしてました。– Although I was writing about Falcons with stars in my eyes, I discovered, by comparing my pictures on the trusted bird websites, it was, in fact, not a Falcon.  I was sooo disappointed, I didn’t feel like writing blog entries for the past two days.

これが私のショット。尾を広げないで飛んでいるところとか、丸っこい体型でタカほど翼が広くない。– These are my shots.  The impression they gave me led me to believe it’s a falcon by looking at the tail, much rounder body shape, and the wings aren’t as wide as Hawks that I often see.

Merlin Falcon コチョウゲンボウだと思ったんです。でも残念ながら、多分、Cooper’s Hawk クーパーハイタカです。 – I thought it was a Merlin Falcon, but it is most likely a Cooper’s Hawk, unfortunately.  

そもそもPeregrine Falcon ハヤブサは暑くなると北上してしまうので、夏は100 ℉ (37 ℃) を超えるようなこの地にはもういるはずないですよね。チョット早まりました。冬に期待します。 – How silly I was to think it was a Falcon.  First of all, they should have migrated far north a while ago, avoiding a place like here where the daily temperature goes above 100 degree during the summer.  I still will look forward to seeing them during the winter time. 

それにしても、Cooper’s Hawk クーパーハイタカも初めてなので、とても嬉しいです。– In any case, the Cooper’s Hawk gave me an excitement as well, since it’s my first time capturing it.

この飛び方、格好いいですよねー!何を見つけたんでしょうか。 – Look at how it flies. Isn’t it impressive? What do you think it found?

こちらは Red-tailed Hawk アカオノスリです。 – On the other hand, this is a Red-tailed Hawk.

クーパーハイタカ に比べると、結構よく見かけるので新鮮味がありませんが、地上近くに来ると翼も大きいこともあり存在感があります。 – In comparison to the Cooper’s Hawk, it doesn’t give me as much excitement, because I have more opportunities for seeing it. But still, it gives me a firm presence when it comes down closer to the ground as its wings are so much wider. 

追記:毎回ではないかもしれませんが、英語訳を併記しました。私の拙い英語を夫が校正してくれました。感謝です。

Addendum:  An English translation was added to the original Japanese post.  It’s been proofread by a native English speaker, my husband.  Thank you!

Desert Spiny Lizard カップル


すでにお馴染みのDesert Spiny Lizard 砂漠ハリトカゲ君ですが、今日はやけにあごのあたりが膨らんでるかなぁと思っていたんですよね。

どうしちゃったのか、威嚇する相手も居なさそうだし・・・

と、思っていたら、彼女がいたんです。なーるほど!

色が若干オレンジ色なので、メスだと思います。

オスとメスの区別の記載がどのサイトにもないのですが、こうして仲良くしているところは、やはりカップルですよねぇ?

虫の話


セミですが、日本では夏の風物詩になっているので、日本人には受け入れられていますよね。でも、アメリカではどうやらうるさい騒音にしか受け取られていないような気がします。

クレオソートの木の中に見つけたDesert Cicada 砂漠地方のセミ。

もう、すっごくうるさくて、とても情緒があるとは思えません。鳥に食べられちゃう前のひと時です。

こちらはヒアリだと思います。自分の体の3倍もある物ですからね。運べるかな〜?

やっぱりパワフルなヒアリ。よろよろしてはいるものの、全くめげずに運んで行きます。

こんなに小さな命も一歩一歩命を繋いで行きているんですね。

クレオソートの綿菓子のような綿毛が、夕日に輝いてる。

こんな命があったんですね。

オオミチバシリ


この日本語名、もろ直訳でなんか愉快です。

今日はついにご登場いただきました。オオミチバシリこと、Greater Roadrunner 君です。

パチパチパチ! 朝の野良仕事を片付けていたらヒョッコリ。

何度も見かけていたのにカメラを持っていなかったので撮れなかったんですよねー。

いや〜、どうもありがとう。いい朝になりました。

この後、驚くことに木の上にバサバサと翼を広げて飛び乗るんです。その寸前の雄姿です。あまりの唐突な行動についていけませんでした。

Verdin を求めて


Verdin という鳥は黄色い頭にオレンジ色の肩パッチを持つ 10 cm ぐらいの小さい鳥です。日本語ではアメリカツリスガラという名前を持つようです。

まだいいショットが撮れていません。これが目下のベストです。

日本語のツリスガラという面白い名前は、巣を木の枝などに吊るようにして作ることが由来らしいですが、アメリカツリスガラはちょっと違うようです。

こちらが前庭にあるChollaカクタスに作られた巣。入り口は上じゃなくて斜め下。

チュンチュンという鳴き声は聞こえるものの、すごく小さくてジッとしていないので見つけても撮れない。

きっとチャンスは訪れる。期待して探し続けます。

芋虫の怪物


芋虫の怪物の出現に、悲鳴をあげ続けること数秒間。

おっと、絶叫している場合ではありません。玄関の方に向かってかなり速いスピードで動いている。

:::: こういう系の写真が苦手な方、この書き込みの写真にご注意ください。::::

Sphinx Ligustri Caterpiller というものではないかと思われます。こちらのサイトの下の方の写真がまさにそれです。10cm以上あったような気がします。Privet Hawkmoth という蛾になるらしい。ただ、アメリカには生息しないと記載されています。誰かが持ち込んだんでしょうか。

どうやらサナギになるための準日期間になると、色が緑色からピンクっぽい色に変わって来るのだそうです。

ということは、私が目撃した時はサナギになるための場所を一生懸命探していたのかもしれません。でも、場所間違えてますよねー。地面の中に入って行きたいんだけど、うちの周りコンプリートだし。

その後の消息はわかりません。アイビーの茂みの中に消えて行きました。

動画まで保存しておいた逞しさ。自分を褒めてあげます。

 

トカゲの国の夕日


今日は7月4日、アメリカ合衆国の独立記念日です。だから私たちもクラブハウスのパーティーに参加します。公式クラブデビューってことでしょうか。どんな人たちに出会えるのか、ワクワク、ドキドキ、両方が混じっている感じです。

この地に引っ越して来てからすでに3ヶ月が経ちました。

ご近所さんたちは皆さん避暑に出かけていて、9月ごろまで帰らないそうです。六軒の家でシェアするこの道、しばらくは二人だけでちょっと寂しい。

ムムム?考え方を変えれば、それって、突然数エーカーの土地の所有者になったのと同じじゃん。ウッホッホ〜!

この素晴らしい景色が私たちだけのものだ〜!

毎日、自然を探しに行くんじゃなくて、自然がやって来る暮らしにはまだ慣れていません。

悲鳴をあげながら、心臓バクバクさせながら、マスクをして手袋を何重にもして、わけのわからない糞退治してます。

それでも楽しいと思える。それもこれもこんなに素晴らしい夕日が突然やって来るから。

大〜きな空、果てしなく続く大地。

ということで、今日は夕日特集でした!

ウサギとウズラの関係


今日も面白い。

窓の外、ウズラの家族集団の散策は続きます。

こうして、ウズラの子供達は生きる術を学んでいくんでしょうか。オヤ?そこで見ているのは誰?

また侵入して来たウサギ。

でも、ウサギ君もウズラの大群に「まいった〜」と言って顔を覆ってしまいました。

思案の末、ピョンピョン飛び回りの術。その効果は・・・

ウズラたちは塀の上に避難して行きました。

安心したウサギ君。「これでゆっくり食事ができるもんね〜。」

ちょい待った!!!

「君〜!ここに侵入しちゃいけないって言ったよね!!!」

ここからは、人間とウサギとの格闘騒動で幕がおりました。

 

トカゲとウズラの関係


毎日が面白い。

窓の外を見ているだけで、いろいろなドラマが展開します。

今日もいつもの散策。ウズラのオスは一等警備隊長ですから、こうしてまだちびっこいウズラの子供達が無事散策できるよう、見張っています。そして、はて?

これは・・・なんと!トカゲの登場です。

さあ、ここからが緊張のドラマのスタートです。

警備隊長は早速トカゲ退治です。

野を超え山を越え・・・。

苦しいトカゲ君。必死に逃げて行きます。お腹やあごのあたりがやけに膨らんでいますが、威嚇しているのでしょうか?

しかし・・・突然、トカゲ君、ピタリと止まり動こうとしません。疲れてしまったのでしょうか。

これは・・・もしかして・・と、興奮しながら見守っていると、警備隊長は苦い顔をして通過して行ってしまいました。

えっと、何これ?拍子抜けです。こうしてドラマに幕がおりました。

キャスト:警備隊長は Gambel’s Quail 、通行人は Desert Spiny Lizard 

このシッポは・・・!


わ〜っ!

このシッポは、もしかして・・・!

かなりの確率で・・・まずい!

裏庭に・・・入って来てしまったDesert Cottontail 砂漠地方のウサギ。

実はこれで2回目です。裏庭のドアを閉め忘れていたからだと思いますが、ほかにも隠れルートがあるのかもしれません。

何から食べていこうかな〜。緑がいっぱいで天国みたいだ。

なんて、考えているんでしょうか。ウサギをペットにしている方もいらっしゃるかもしれませんが、私はいいです。ガンガンスプリンクラーを使って維持している庭ですから。ピーターラビットのマクレガーさんの気持ちがよくわかる。今回も箒を持って5-6分の格闘の末、出て行ってもらいました。