オリンピック国立公園の旅から帰ってきました。
長かったような短かったような、いつも感じるあの感覚。
1600枚強の写真と共に帰ってきたんですが・・・
やっぱり。
クジラとハクトウワシを追いかけて、撮りたくて連写をし続けて、その挙句なんです。
で、さっきザクザク処分して300枚程度になりました。まだ、かなりの量ですが、10日分だし、いいことにしましょう。
とりあえず、今日はこの一枚だけ。
Lake Quinault Lodge のラウンジにあったティッシュボックスです。
カルトナージュの箱作りにはまっていなかったら、きっと見過ごしていたにちがいありません。
シークに目立たずに、でも、気品を持ってそこに存在する。家具と同じ色だからでしょうか。木彫りの装飾は華美でもメープルカラーが部屋に溶け込んでいます。
何人の人が気がついたでしょう。必要でなければ気がつかない。それでいいんですね。
今度、ぜひそんな箱を作りたい。自分の部屋にマッチした、謙虚な主張のできる箱。
さて、こんな言葉、聞いたことありますか?
Take only picture, leave only footprints.
(ゴミなど捨てず、足跡だけ残して帰りましょう。また、花や種、公園内のすべての物は持ち帰らないこと。持ち帰るのは自分が撮った写真だけ。)
今回、この言葉、ググッときてます。なぜなら、
– お気に入りの麦わら帽子、どこかに残してきてしまったー
– ビーチで拾った小石、写真を撮ったら残そうと思ったのに忘れて、そのまま持ってきてしまったー
帽子は仕方ないとして、持ってきてしまった石、いつか返しに行けるかしら。。。せめてそれまで、大切に保管しておきますね。