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Olympic NP – Lake Quinault Lodge 2


今日は温帯雨林の話し。
日本も温帯雨林に入るようで、その意味では何が特別なのってことにもなりますでしょうか。
日本では白神山地とか屋久島が有名で、世界遺産に指定されていますね。

ここ、オリンピック国立公園もこの温帯雨林が特に有名で世界遺産に登録されています。
とにかく、ほとんどすべての木はコケなどで覆われています。20140724-IMG_6756.jpg雨林といわれるだけあって、降水量が断然高いわけです。
このロッジには降水量を示すゲージが建物の外に付けれています。
20140721-IMG_5897.jpg
15 ft (4572 mm) の所にあるバー(羽の近く)は過去の最高降雨量を示しています。
また、今年は9 ft (2743 mm) をさしています(人の頭の少し上)。今年の降水量は少ないようですね。
私達の滞在中も時々の晴れ間はありましたが、ずっとシトシト、ザーザーと雨が降っていました。

そういえば、Stephenie Meyer のTwilight シリーズの舞台は、こんな雨がずーっと降っているワシントン州でしたよねー?
なるほど、これならバンパイアのエドワードも住めそうです。ジェイコブがインディアンってのもうなずけます。

話を戻して・・・
苔むす森林に覆われてますから、そりゃあ、いろいろな話も出てくるでしょう。
雨林ツアーで聞いた初めて開拓に来た人たちの話は、とても興味深いものがありましたが、それは長くなるので別の機会ということにして、この人。
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インディアンには昔からサスクワッチという名前で伝承されているようです。ビッグフット。
勿論、本物ではないですが、薄暗い時に道端で見つけたら、ちょっと驚くかな。

まだ話が戻ってませんね~。
でも、なんというか、何枚も写真を撮っては見たんですが、苔むす森林をどう撮っていいかわからずじまい。だからイマイチいい写真もなく終わってしまったようです。
自分の中にそれほどの思い入れもないし。

20140723-IMG_6631.jpgでも、森の中は雨の雫で時々入る光に照らされてきれいなんです。宝石が散りばめられたよう。20140724-IMG_6785.jpg私達の歩いたコースはGraves Creek Trailhead から2.5マイルほどかけてPonny Bridge まで行って帰ってくるコース。
蚊もたくさんいましたが、小さく可憐に咲く野草たちは雨の中で清楚です。
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Bunchberryゴゼンタチバナ
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Red Huckleberry20140724-IMG_6786.jpg
そして、好きになったアルダー
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白樺のように幹が白いんですが、驚くことにLichenという菌に覆われているからなんです。
コケも生えてなんだか毛皮をつけているようでしょ?
枝の先まで全部Lichenで覆われます。
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コケが木に生えることで木も強くなるんだそうです。
ほら、例の酵素が分子を分解してくれるって言う奴ね。
人間の腸の中の善玉菌がいろいろ分解してくれるのと同じように考えればいいんでしょうか。
だから、Win Win シチュエーションで共存を見事に果たしている自然の姿というわけですね。

それでも木にコケが生え過ぎて重くなり、木の下の方の枝は途中で折れてしまうらしいんですが、それが理由で「ピアノキー」というあだ名を付けられたということです。
最初はなんで~?と思いましたが、この木を発見して、納得。
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横にしたら鍵盤に見えませんか?

コケ。何百種類ものコケが群生しています。
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Lichenとの違いはしっかりあります。
コケは植物ですが、Lichenは菌類でキノコとかカビの仲間です。
でも、識別しにくいものも多いので、コケと名前がついているLichenもあるそうです。
この白いフワフワっとしたのはLichenだと思います。ちょっと驚きでしょ?
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多分、Lichenはコケほど柔らかくないんだと思います。

これはコケなんじゃないかな。(まちがっているかもしれません・・・)
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ところで、ロッジにはアジサイがたくさん咲いていました。
アジサイはこの地の花ではなく持ち込まれた花ですが、この地質にとても合って繁殖しているそうです。
どのショットも気に入ってます。
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他にも書きたいことがたくさんあります。
ビーチにも行きましたが、そこで見たSpruce という木
癌により、ちょっと変形しちゃってたんです。とはいえ、病気というわけでもなさそうです。
串刺しのお団子みたいだったり、これなんか、日本の埴輪を連想させてくれるよう。
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食べ物に関して言えば、サーモン料理はめっちゃ美味しかったなー。
当然ですよね。新鮮な魚が手に入るんですから。
だからシンプルにグリルされてる皿の方が、より美味しかったと思います。

ロッジも居心地よかったですね。
丁寧な対応とフォローアップで、「ここはアメリカですか?」と思えるほどいいサービスでした。20140722-IMG_5925.jpg
ちょっと奥まったところに位置するので、訪れにくいです。
それが効を奏して、全体的に落ち着いた雰囲気になっているのかもしれません。
確実に3-4泊以上の宿泊予定で来ている客がほとんどでしょう。
私達も5泊できて正解でした。
それぐらいゆったりとした時間を持って訪れる場所だと思います。

[おしまい]
他にもflickrに写真を載せましたので、よかったら見てください。

Olympic NP – Lake Quinault Lodge 1


さて、私達はここから南下します。
アメリカ大陸のカナダとの国境線の南では最北端であろう Aort Angels。そこから程近くにある Lake Crescent Lodge を後にしてLake Quinault Lodge へと向かいました。
ここでおさらいです。
Olympic NP trip map
クルクルっと半島を走る101号線を時計と反対周りに走りました。
赤くポチポチと見える線は私達が歩いたところ。クジラを見に行った時の船のポチポチは例外です。
こう見てみると私達の歩いた距離は合計12マイル (19 km) ぐらいしかないんですね。20140722-IMG_5915.jpg
Lake Quinault Lodge はQuinault 湖畔に建っています。
この写真の建物はメインの建物で、この他に3つのロッジで構成されています。
こちらのwikipedia の説明の方が詳しいようですが、肝心なことが書かれていないのが残念です。
それは、アルコール類の販売飲酒禁止法のあったころの事についてです。
まあ、ちょっと書きにくいことかもしれませんね。
20140722-IMG_6396.jpg
このガゼイボの後ろに見える湖のあたり一帯には、一時期巨大な桟橋のようなものが設けられていました。そして、まさにそこが一番の呼び物となって、遥かかなたのこの地にも来客が耐えなかったということです。
なぜなら、この湖上はインディアン特別保留地で、湖の上に設置された桟橋にいる限り、アメリカの法律に従わなくてもよかったんですね。
もう、おわかりですよね。飲酒のできなかった頃、お酒のためにわざわざここまで来て大パーティーが夜な夜な行われていたというわけです。
昔から酒と売春に関しては、話題が尽きません。
ということで、大火事の後、建物は一新されて桟橋は消え、飲酒法も消え去り、平和な現在に至っているということです。

さて、ここでのハイライトの一つはハクトウワシです。
アメリカの国鳥だけあって、バサバサと大きな翼を広げて空を飛んでいる姿には迫力と威厳があります。
滞在中、そんな雄姿を3回ほど見ることができました。ただ、心の準備ができていないし、カメラの準備もできていないのでうまく撮れないんですよ。
これが私のベストです。
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こっちは巣です。高い、高い木の上に巣をつくり、時々巣を移すんだそうです。
なぜならノミの繁殖があるからだとか。
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私の200ミリではやっぱりだめね。
鳥を撮るには 400ミリから600ミリのレンズが必要です。でも重いし高価、買えない。
話は脱線しますが、私の上司の奥さんが今度アラスカに行くということで、一眼レフを購入しました。しかもしょっぱなから400ミリレンズまで買って持っていくらしいです。いやはや、使いこなせるのかなー。でも、うらやましいな〜。
アラスカではハクトウワシがこちらのカラスのようにそこら辺に居るって話、本当かなー等々、話題となりました。

話をもどして・・・ハクトウワシ。
真っ白な頭部はシンボルマークのようなものですが、成長期にはまだら模様が残り、そんなにきれいではありません。
人間とは逆で面白いです。人間の100%白髪もきれいですが、髪染めする人が大半でしょう。
この湖ではハクトウワシの好物、サケの養殖をしているので、当然集まって来るわけです。

サケを好物としている鳥はハクトウワシの他にオスプレーもあげられます。
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この鳥が水面に直撃して魚を捕まえたところを目撃しましたが、その瞬間はキャッチできませんでした。
ハクトウワシとオスプレーは互いに獲物を競争しあうこともあるので、同時に見られることがよくあるそうです。

ところで、この湖の名前、Quinault なんですが、インディアンの言葉で「途中」を意味するそうです。Quinault川の途中にできた水溜りみたいな意味でしょうか。
サケが川を北上し、産卵します。この季節はまだ3cm ぐらいの稚魚しか見えませんでした。
大きなサケとハクトウワシの活躍が見たかったら9月-10月ごろ、この辺一帯と上流は真っ盛りになるそうです。
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ハクトウワシの足?手?爪というのでしょうか。それがですね、人間の手の1.5 – 2 倍もあるんですね。だからサケなんて軽く捕まえられそうです。
黄色い皮のグローブみたいだな・・・と考えながら、湖畔の椅子に座って2-3時間。
ウトウトしながらハクトウワシの出現を待ったりして、時は流れていきました。

湖のボートツアー、雨林帯ツアー、ビーチ、ハイキング、後はボーっとする。
これが私達のアクティビティーでした。
次回は温帯雨林についてかきますね。
[つづく]

Olympic NP – Lake Crescent Lodge


Lake Crescent Lodge には1泊しか泊まりませんでした。
というか、一晩だけ、ようやく予約が取れたという厳しい状況でした。
その後は、Lake Quinault Lodge に場所を移し、そこで 5 泊することになります。
今日はPort Townsend と Lake Cescent Lodge周辺の事について書きます。

Port Angels を通過して公園内に入った私達は、まず、Hurricane Ridge Visitor Center に向かいます。
晴れていたらこのリンク先のような美しい景色が展開されていたんですね。
残念なんなことに、私達が訪れた時は強い雨も降る絶望的な天候でした。
ただ、この悪天候のおかげで、まったく違う遭遇がありました。
雨の中を散策していると・・・
20140720-IMG_5419.jpg 小鹿たちが霧の中から出てきました。
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それから、アラスカとイエローストーンの花、Indian PaintbrushMonkey flowers が道路脇で可憐に咲いてくれています。
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毒をもつというこの花、Cow Parsnip 日本語ではなんと言うのでしょうか。
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そんな花を楽しんでロッジへ。
ここで食べたスモークサーモンの前菜料理が最高だったことは特記しておきましょう。
サーモンは柔らかく燻製してあって、それが2種類のDijon クリームで飾られています。また、堅いクラッカーのようなパンとマシュマロのようにとろけるパンとがキャビアと一緒についてくるというもの。長旅の後のワインとこの前菜で私はすっかりご機嫌になりました。写真がないのが残念です。
その代わりと言っては何ですが、レストランの中から携帯で撮った湖のショット。
携帯のクセに悪くない。
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さあさあ、急がねば。
Port Townsend に行かねば!
なぜなら。。。じゃじゃじゃ~ん!
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私にとっては初めての、あこがれのWhale Watching に行くからなのだ~!!!
こんな感じ。これが私のベストでした。
20140721-IMG_5780
5頭ぐらいが泳いでました。
20140721-IMG_5819
私はとてもナイーブで、他の人に場所を譲ってあげたりしていたんですよ。
そして、まさにその時だったんです。私が待ち構えていた時は!
ボートの真横をクジラが横切ったんですよー!
みんながどよめきの声を上げた時、何が起こったのか当然わかったんですが、後の祭りです。
それからずーっと待ちぼうけ。クジラは遠くで見え隠れするだけで、ついに近くまで泳いできてくれませんでした。

後でばんちゃんの会心のショットを見せ付けられて、怒りにも似た悔しさがこみ上げてきました。

でもね、私のカメラ設定にも問題あったと後で反省しました。
シャッター速度を6400分の1秒に設定って、ありえないでしょ。
ぶれないようにISOを2000にまで上げていたんですが、せめて1000、いえ、600ぐらいでも十分よかったかもしれません。
シャッター速度は1000分の1でも十分良かったでしょう。そうしたら、画質がもっと良くなっていたと思います。

いつかアラスカに行くんだ。その時には400mmのレンズとエクステンダーをつけて頑張るもん!

ちょっと余談です。
Port Townsend の街中の信号。
みんな混乱しないのかな、ちょっとユーモラスな感じでうれしくなりました。
20140721-IMG_5891

[つづく]

 

旅、持ちかえる物と残してくる物


オリンピック国立公園の旅から帰ってきました。
長かったような短かったような、いつも感じるあの感覚。
1600枚強の写真と共に帰ってきたんですが・・・
やっぱり。
クジラとハクトウワシを追いかけて、撮りたくて連写をし続けて、その挙句なんです。

で、さっきザクザク処分して300枚程度になりました。まだ、かなりの量ですが、10日分だし、いいことにしましょう。

とりあえず、今日はこの一枚だけ。
Lake Quinault Lodge のラウンジにあったティッシュボックスです。
カルトナージュの箱作りにはまっていなかったら、きっと見過ごしていたにちがいありません。20140722-IMG_5922

シークに目立たずに、でも、気品を持ってそこに存在する。家具と同じ色だからでしょうか。木彫りの装飾は華美でもメープルカラーが部屋に溶け込んでいます。
何人の人が気がついたでしょう。必要でなければ気がつかない。それでいいんですね。
今度、ぜひそんな箱を作りたい。自分の部屋にマッチした、謙虚な主張のできる箱。

さて、こんな言葉、聞いたことありますか?

Take only picture, leave only footprints.
(ゴミなど捨てず、足跡だけ残して帰りましょう。また、花や種、公園内のすべての物は持ち帰らないこと。持ち帰るのは自分が撮った写真だけ。)

今回、この言葉、ググッときてます。なぜなら、20140728-IMG_7041
– お気に入りの麦わら帽子、どこかに残してきてしまったー
– ビーチで拾った小石、写真を撮ったら残そうと思ったのに忘れて、そのまま持ってきてしまったー

帽子は仕方ないとして、持ってきてしまった石、いつか返しに行けるかしら。。。せめてそれまで、大切に保管しておきますね。