Monthly Archives: February 2014

カルトナージュの箱作っちゃいました


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20140204-CAM0044020140204-CAM00441先週末、友人KとGから大量に布をいただいたので、お宝チェック。

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それでちょっとアイディアが浮かんだので、さっそくネットで参考例を探しつつ、プロジェクト開始~!

何をって?
今回はカルトナージュの箱。

カルトナージュという言葉、聞いた事がなかったんです。日本では「布の箱」という意味で使われているらしいです。

これは靴の箱。

この箱が上のように変身したんです。

書きたいことはたくさんあります。
でも、この一言に尽きます。

うまくできなかった~。

参考にしたサイトはこちら。

靴の箱ではきれいにできないのは最初からわかっていたんですけどね。だから、期待はしていなかったものの、ここまでうまくいかなかったとは、想像をはるかに超えて失敗の数々を含んだ作品となりました。

リベンジプロジェクト、この後来そうです。

このタッセルは多分カーテンの飾りに使われていたのかも。結び目をほどいてタッセルのみ使いました。

この布、G が好きそうな柄だったので、使ってみようと思ったんです。が、かなりきつかったですね。多分、カーテンとかソファーの表布などに使われるんでしょうか。とても厚くて堅いから扱いが難しくなってしまいました。

さて、

まずは軽く洗って布の準備・・・お風呂場に干し始めて赤い色がポトポトポト。

布までまだらに赤く染まってポトポトポト。

ひぇ~、なんとかしなくちゃ~

さっそくアイロンでジュワ、ジュワ、シュワぁ。

もー、これじゃあ使えないよ。

半泣きで仕方なく諦めたら、

なんと、

アイロン台まで赤く染まってるの。

まあ、IKEA の安物ですから、いいんですが、これが元で他の布が赤くなったら困るとお洗濯。でも、赤い色は落ちませんでした。

納得いかないけど、フムフムと考え、決心してアイロン台カバーを作ることにしました。

丁度台のクッションが貧弱過ぎたので交換したかったんです。クッション2重がさねでバッチリね。

なんとまあ、どんだ遠回りだったんですが、なんとか箱作りに戻れることになりました。

で、あまりにも悔しかったんで、徹夜して作っちゃいました。ふゅ~

合格点をあげられない理由は、箱の中にあります。

特に蓋の部分。

カバーがブカブカになってしまっています。蓋を閉じると押し上げられてはがれてしまったのでしょう。もう少し小さめにしておけばこんなことにはならなかったんです。ウグー。

カバーだけ張りなおすことは十分可能です。でも、同じ布はもうないんですよね。

タッセルだけがかわいらしくちょこりとぶら下がってますね。

まとめ : 靴の箱再利用でも、十分できる。でも、布は柔らかいものにしよう。紙はもう少し厚めのものを使おう。紙のサイズ調整は布を張る前に一つずつ確かめてから先に進もう。

今日のナーるほど:  Cartonnage

まさに今日のカルトナージュのこと。もともとエジプトのミイラ化のためにクルクルと巻くものの事だったらしい。そっかー、包むということ自体、同じといえば言えないこともないね。ミイラと区別したいから、私はこだわって「カルトナージュの箱」と呼ぼう。

春、いらっしゃ~い


20140203-IMG_251620140202-CAM0041320140201-CAM00411雨が降らず、今年の夏は水不足確実とされているさなか、久々に雨が降った週末。うるうれしい。

パティオの鉢に植えた球根。何だったっけ?薄暗い空でも逞しく光に向かって生長している。ありがとう!

そう、すでにモクレンの花は散りかけ、梅や梨の花も満開寸前。

小雨の中を久しぶり。
ばんちゃんと丘に登る。

山桜の小さな蕾。
今にも咲き出しそう。

隣人はTeslaを購入したようだ。
うらやましいなぁ。
でも、なぜかうれしい。それぞれの春がきているみたいね。

最近はまっている物。
Living Lettuce。
根がついたまま売っている。ちぎって食べるとますます元気になるの?何の根拠もない単細胞のなせるわざ。
そう、こんな時は思いっきり単純になって春を迎え入れよう。
2014 年の春、いらっしゃ~い!

ピンクッションの話し


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20140203-CAM00432これが新作、ピンクッションです。
かわいいでしょ。

ピンクッションに見えない?

この続きを読んでくださればわかりますよ。

古いキャンドルが入っていた缶からキャンドルワックスを一生懸命取り除いて作りました。

こちらは、

例の Lupicia のお茶の缶から作りました。

上の藍染め模様の折り紙がとても気に入っていたので、ぜひとも使ってみたかったんですよね。

あいにく、一枚しかなかったので他の紙で代用。あと一歩で紙を買いに出かけるところでしたが、そこはグッと我慢~。

だって、物を買わない運動、あるもので作る、リサイクリングをして、リフォームをするのが目的なんですから。

この缶、錆付いてしまってます。

バスタブの横に置いてあったので仕方がないですね。

でも、大丈夫。

ちゃんとリフォームできるんです。

まず、折り紙を必要な分だけ切り取ります。

かわいらしく、桜が散りばめられた赤とゴールドの入った折り紙がボディーとなります。

ピンク地の桜の紙は蓋の上と缶の下に張ります。

こちらは Lupicia の缶用。

この缶のケースにはビーズ小物を入れようと思ってます。

だから、折り紙を張って、乾いたら、お馴染み Mod Podge  を3回塗って完成。

さあ、ここから再び赤い缶に戻ります。

適当な端切れと円く切った紙。

堅い紙がなかったので、2枚重ねて補強しました。この紙はクッションの下になり缶の底に固定するためのもの。

あとはクッション。扱いやすいように同じ大きさぐらいに固めておきました。

ピンクッションの作り方・・・

なんて知らないけれど、要するにピンが刺さるようになっていればいいだけのことでしょ?

と、適当にスタートさせました。

こんな風に端切れの上にクッションをのせて、

ザクザクと周りを適当な大きさに縫って、

ぎゅっと絞ります。

あまりにも適当に縫いすぎたので、丸くまとめるのに手間がかかりましたが、それでも大丈夫なんです。

底の部分の要らない布をカットしたら缶の底に Mod Podge を塗って接着するだけ。

そうそう、この缶はキャンドルとして使われていたので、蓋を閉じると火が消えるように、蓋はしっかり密着するようになっていました。だから、どちらかというと、蓋をする時も取る時も空気圧を少し感じるほど。

そこで、いろいろ試してもだめだったので、缶の縁をちょっと中に折り曲げるという、あまり美しくないワークアラウンドをしてしまいました。

折り紙を貼る前に蓋に穴を数箇所明けて置けばよかったかもしれません。

それでも、なお、私は満足です。

これが今まで使っていたピンクッション。

ピンと針が刺さった状態で無造作に箱の中に入れていました。

いつも箱に手を入れるときに危ないナーと思いつつゴソゴソしていたんですね。

だから何とかしたいと思っていたんです。

で、このアイディア。

ピンも針も刺したまま。
でも蓋を閉めればもう危なくありません。

やったね、私!

ところで、
こんな優れものがあるって事、皆さんご存知でしたでしょうか。

針に糸を通すのはこのご老眼、
至難の業なんです。

でも、この針なら大丈夫。

この写真でわかるでしょうか。上に糸を置いて、スッと下に引けば糸が穴にスルリと入ってしまうぅ。

いやはや・・・

30年前のソーイングの世界から先端技術の現代にタイムとラベルしたような、そんな気にさせてくれました。