私たちは化石から何を学べるのでしょうか。
下、Sheep Rock で見つけたOriodonts だと思われる化石。4500万年前に生息していた豚のようなカバのような生き物らしいです。ということは草食系と思われるのですが、牙のような歯も見つかっています。これは何を意味するのか、考古学者たちはいろいろな説を唱えてきました。今後も本当のところは誰にもわからずじまいでしょう。だって、400万年前に忽然と歴史の闇の中に姿を消し去ってしまったんですから。
こちらは Clano ユニットで見つけた葉っぱの化石。
化石化はどうしたら起こるのか、今回初めて考えてみました。
ほとんどは腐食して何らかの鉱石に変化して残っていくようです。
下の写真は道端で見つけた葉っぱの化石です。葉っぱですから、それほど珍しくないんでしょうか。転がっているんですね。自分で見つけたものだから感無量です。「これが1500万年前ぐらい前に、この地に生えていたものなのね・・・」
そんな風景を想像すると、ウヒャ〜、宇宙の果てまで飛んでいってしまいそう。
。。。言葉をなくします。。。
火山流が流れ地表を覆い、何千万年もかけて、やがて化石や硬い鉱石に変化する。そんな積み重ねが作り出す地層。
そんな巨大な歴史の中では、目の前の岸壁は永遠に存在しそうです。でも、変化しているんですね。
Lichen (地衣類)と呼ばれる生物は硬い鉱物の表面を多い、ゆっくりと、ゆっくりと何万年もかけて侵食していきます。遠くから見ると、まるでどこかの落書きのような雰囲気です。絵の具を散りばめたようだと言ってあげましょう。
こうして、歴史は大きなウネリを作り繰り返していく。
うまく説明できません。
空を飛ぶ鳥たちは、そんなことお構いなし。
自由にただひたすら飛び回るだけです。時を超えて自由に飛んでいるよう。
そっかー。
こんな巨大なウネリの中で戸惑ったり悩んだりって、気抜けしちゃいますね。
私も鳥のようにただひたすら自由に飛び回るしかないんじゃない?