7 月の旅 7 – Arches NP, Utah


アーチーズ国立公園には、その名の通り、アーチがたくさんある。
岩の侵食の仕方でできていくらしい。そして、残念なことに、その侵食を止めることはできないので、今あるアーチもいずれは侵食されつくし、なくなってしまう。
でも、そんな心配は私たちには無用。長い時間をかけての侵食作業ですから。

4つのアーチを歩いて、登って、訪れた。
ところが、とこを探しても・・・一番有名なデリケートアーチの写真がない!!!
うそ、また~???
なんで・・・涙・涙・涙・・・

ラップトップにコピーする際、カードリーダーに読ませている。
その辺で手違いが起こったのかもしれない。
どうりでアーチーズの写真が少ないと思った。

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アーチーズ国立公園内で、朝日を求めて歩き回っていたら、いつの間にかばんちゃんとはまったく反対方向に歩いていた。光の勢いと速度があまりにも速くて、もう、夢中になっていたのね。

7 月の旅 6 – Valley of the Gods


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モニュメントバレーとは・・・
その昔、よく西部劇映画で使われた場所。
ナバホ族保留地の中にある場所。
ユタとアリゾナの境界線163号線沿いの一帯。

行く前に期待していた。
だいたい一致していたんだけど・・・それ以上でもなかった。
ここも観光客でごった返していて落ち着かない。だから早々に退散。
それより、ちょっと気になる場所があったのも手伝った。

Valley of the Gods ・・・ 神々の谷

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モニュメントバレーから北東に進み、きっと見逃してしまう標識を左に入る。
天候がいい時にしか入れない道。でも、注意すれば普通の車でも走れるかもしれない。
秘密の場所にしておきたいから、あまり詳しく書きたくないな・・・ふふふ。

ほどなく進むと、うわぁ~神々の神殿が立ち並ぶ。
赤い岩が観光地化されないままひっそりと、威厳をもって立っている。
国立公園どころか、記念地区にも指定されていない。畏怖をも感じられるほど。

7 月の旅 5 – Antelope Canyon


Sedona から約3時間ほど北上すると、ナバホ族保留地のわずか外側に位置するPage という小さな町に着く。この町はアンテロープキャニオンで有名だ。20120720-IMG_3224.jpgSedona 同様、観光客が世界中からやって来る。

「朝9時に98号線のマイルマーカー302に来る事。」

これだけの指示をもらっていた。
そして、私たちは二つの疑問に突き当たる。

  • 朝8時・・・Page はユタ州に限りなく近い。だから、時差の混乱が携帯にもGPSにも あった。
  • マイルマーカー302・・・って、何?どこ?

地図に載ってないし、GPSだって探し出してくれない。

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それまで知らなかったこの用語、どうやらすべてのハイウェイに1マイル毎に表記がされているらしい。
うひゃ、あった!

この写真は、集合場所だから大きいサインだけど、普通は小さい。
それぞれの州ごとに、西、もしくは南からマーカー表示がされているんだって。
ハイウェイの出口の番号も、実はこのマーカーと同じらしい。
へ~、なるほど、ザ、ワールド!(ふるい。。。)

ところで、時間になっても、ツアーオフィスには牛さんしかいませんでした・・・ガイドのジョッシュ君と3人で出発したのは1時間後。

彼は誰も行かないキャニオンに連れて行ってくれて、本当にラッキー。
有名な光線が入るキャニオンにたどり着いた時は、観光客でぎっしりで、写真どころじゃない。
ジョッシュ君に、また感謝。

静けさの中、私たちのシャッターを切る音だけが聞こえていた。
そこに彼のナバホフルートの音色が響いた。
雰囲気でますね~。
そういえば、尺八も試してみたことがあるって言ってたっけ。

アンテロープキャニオンでの写真。

キャニオン内の美しさに、ただ絶句したことは言うまでもない。20120720-IMG_2944.jpg

7 月の旅 3 – St. Anthony 修道院


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アリゾナ、フィネックスのほんの少し南東にフローレンスという小さな町がある。
そこにばんちゃんの親戚が健康上の理由から、移り住んだ。そこで彼を訪れることになった。

この町には大規模なベッドタウン作られ、そこだけ特別なコミュニティーが作られている。
暑い事を抜かせば、かなり安全で快適な老後が送れるという事だ。

産業などは何があるのかわからないが、比較的新しいが、ひっそりと修道院がある事がわかった。
St. Anthony’s Monastery

そこで宗教には関係のない私たちだが、見学させてもらうことができた。

広大な敷地内にはチャペルが6-7つほど建てられている。それぞれユニークなデザインだ。
チャペル内も、ご覧のとおり、超きらびやかなものから、質素なものまで様々だ。

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でも、なんと言っても特筆すべきことは、敷地内の木や花が丁寧に手入れされていること。
楽園に来たみたいだ。鳥も、蝶も自由に飛びまわっている。

この敷地内では、ゲストも長いスカートにスカーにならなければいけない。

100度を越す暑さの中、長袖と長スカートにスカーフ。

かなり苦しかったが、過ぎてしまえばたいしたことないと思えるのは不思議。

ロシアのおばさん風の私の姿を窓に映して撮ってみた。

彩度が高いので、わざとぼかしてコントラストもなくして、光をいっぱい入れてみた。

台所に出没したプードル


もう~、これで5作目。

この写真を見ただけでケーキとわかるか。
巨大なクッキー?
失敗の天才になったぞ。
左横のパンと同じ高さに膨らむはずが、まったく膨らまなかった。

これ、絶対におかしい。
レシピがおかしいんだと、結論付けた。

右はパイナップルアップサイドダウンケーキ。

まともに膨らんで、あ~よかったと胸をなでおろした。
明日、知り合いのパーティーにケーキを持っていくと宣言してしまった手前、なんとしても成功したケーキが必要だった。
バックアッププランがあってよかったね。
このケーキも実は失敗している。でも、まあ、いいよ・・・のレベル。

さて、チョコレートスポンジケーキに話題を戻す。
レシピによると、
フワフワのとろける様なスポンジケーキに仕上がるらしかった。
それを3枚にスライスして、フロスティングする予定だった。

それでね、一生懸命考えたわけ。何がこんなに派手に失敗した原因だったかって。
こんなに正確に材料も計って、新しいビーターも買って、バッチリよー!と、思っていたのに。

いやいや・・・なんというか・・・実は・・・一つだけ・・・ムムム・・・気になったことがあったかな。

材料リストに不思議な項目が入っていた。
コーンスターチじゃないよ。もう、バッチリ わかってるし、ドーンと5カップぐらいの大きな箱に入ったの買ったし。
(1テーブルスプーンしか使わないんですけどね。)

アーモンドプードルが20グラム必要だって書いてあったんだ。 Almond Poodle ????
お店の中を一生懸命探しても、そんな食材はなかったよ。
だから、Almond Extract を買ってみた。でもねー、ちょっと違うよねー?

今日は、ばんちゃんもお買い物に付き合ってくれたので、一緒に探してもらった。

「ペットショップに行かないと見つからないんじゃないの?」
「本当にプードルなの?」
「なんか残酷なケーキになりそうだね。」

そう言われても仕方がないな~、とも思ったが、

レシピに書いてあるんだもの~!
きっと、特別なケーキ屋さんに行かないとないんだ。
そうだ、この前、コーンスターチがわからなかった時、「わからなかったら、入れなくてもいい」と、助言されたぞ。

んじゃー、とアーモンドプードルは諦めて、無理やり焼いてしまった結果・・・がこれだった。

半泣きの私を見てか、ばんちゃんはネットで密かに調べていた。
大笑いしながら、このサイトを見せてくれた。

うひゃ~、そ、そんな~。紛らわしいことしないでよ~!
おかしな日本人の産物だったのかー。
英語とフランス語を合わせて日本語化した英フ語だった。
アーモンドは英語、プードルはフランス語。
つまり、アーモンドパウダーの事だったんだ。どうりで、ここ、アメリカでは見つからないわけだ。

もう~、今度は絶対にアーモンド色したプードル犬を買って来ちゃうぞ~!!!

PS テスト


威力ありますね。
うまくいかない部分はいくつかありますが、時間さえかければ、私でも使えるようになったことがわかりました。

まず、パーティーの帽子を除去。

Quick Selection ツールでおおよその輪郭を選択して、輪郭の修正をして、Content-Aware を使う。一回ではうまくできないから、何回も使った。

マニュアルを読めば、きっと、もっといい方法があるにちがいない。
今は適当に、しゃかしゃかしゃかと、

 

なんとか取り除くことができた。
髪の毛もちょっと修正。

微妙に変だけど、こんなにクロースアップしなければ、だいたいよい。

 

次は顔と首の整形。

Spot Healing ツールで、主に皺とシミを除去した。

ひょいひょいひょいと、
多分、わずか数十秒の作業。

あっという間に、20-30歳の若返り。

不自然に、過剰にならないように気配りしただけで、こんなに仕上がりがきれいにできた。

Adobe CS6になってから、威力の差を感じますね。
言うまでもなく、
Lightroom 4も見違えるようにパワーアップしている。
LRからPSへの編集移行もスムーズ。
Adobe 社員でもなく、リベートもらっているわけでもないけど、
断然お勧め。

パックマンの目


金星だけど、もう~、大失敗。

200 mm レンズで撮ったと思ったのに、
ズームできてなくて 88 mm になってた。
どおりでイメージが小さかった訳だ。

泣いてましたわ。
そして、放り出してました。

で、今晩気をとり直して、もう一度見てみた。
アレレ?

90度回転したら昔懐かしい、パックマンみたい。

アハハ。

太陽はパックマン、金星はパックマンの目だった。
パクパクパク

妊娠…? Food baby


やり慣れない事をすると疲れます。でも、頑張ったぞ。

水曜日のお夕食会にトンカツディナーを作ると宣言してしまった手前、仕方なかったんですけどね。
イマイチ理想のトンカツ用の豚肉が手に入らなかったのですが、ポークロインを7切れ購入。カツどんも作りたいから、多めね。

1.肉の筋に切れ目を入れて、バシバシたたいて柔らかくし、塩コショウ。ワックス紙で包み、明日まで寝かせる。
2.パン粉は、食パンを1斤全部、大きめに挽く。
3.材料の点検。卵、小麦粉、油、ソース、キャベツ、レモン、バター、ご飯

下準備、完了。
あとはばんちゃんの家でパン粉をつけて揚げるのみ。

しっかし、高カロリーなんですよね。だから若者男の子には人気の定番。
美味しいから、年寄りの私は控えめに食べないと、大変な事になる。

先日、大ちゃんから Food baby という単語を聞いた。
直訳は、食べ物の赤ちゃん。使い方としては、

“I ate way too much, and I look like having a food baby.”

たくさん食べた後、自分のお腹を指して、妊婦のお腹みたいに膨らんでいるから、食べ物の赤ちゃんがいるみたいと言う。

本来なら一時的なものであってほしいのだが、最近は若者も含めてFood baby を常に抱えている人が多いのだ。
自慢ではないが、私もその一人。前かがみになると、お腹の贅肉が、まさにFood baby みたいで苦しい。

火曜日と木曜日は、近くの理学療法クリニックで運動をしている。
骨粗しょう症にならないように、筋トレならぬ、骨トレが本来の目的だ。
でもー、Food baby なんていらないよ~! さあさあ、Food baby 出産プロジェクト開始しなくちゃ。

P.S.
今日ね、おかしな人がクリニックに居たんですよ~。
体操をする場所でスカートを履いて足を上げたり下げたり。若いのか年寄りなのか、年齢が確定できず。
私たちのチームトレーニングのど真ん中で、かまわず寝転がって足の上げ下げ。
まあ~、男のばんちゃんなどは、当然、ちらちら見てましたわ。私も、な、なんて人?と、しっかり見てしまいました。
幸い、黒いパンツを肌色の半ずりタイツの上にはいていたようでした。
極度に細い足は、まったくセクシーでもないんでもないけど、挑発しているようにも見えて、とっても目障りで、むしろ不快。
あ、これって、女の私だけの見解に見られるかしら。(やいてませんよー)
男性はどう思うのかな。クリニックの人はどう思っていたのだろう。
テニス用のスカートでもないし、多分、普通のひざ上スカート。
まさか・・・今の流行だろうか・・・と、トレーニング中、 ずーっと考えていたんでした。

メディアパワー


こんなことは、これが最初で最後かもしれない。
例のステキ女子の写真は大好評で、Flickrの訪問回数はすでに200に近い。
今までは観客ゼロだったのに。

勿論、ステキ女子パワーもあるだろうが、実はすでにローカルニュースレターに掲載されていた。
しかも、私の名前とリンクも紹介されている。うっふぁ~!どおりで突然通行量が増えたわけだ。

今後、他のサイトでも使われるらしい。あんな写真で恐縮だ。
でも、うれしい~!無我夢中で頑張った甲斐あった。

20120510-IMG_8941-Edit.jpgそれにしても、メディアの力はすごいなあ~。一気に多くの人の注目を集め、嗜好までも変えうる力を持つ。
記者の目を通して見えたものが世の中に広がる。
多くの読者は、フィルターがかかっているなんて思わないから、それをそのまま事実と受け止める。

そもそも、ニュースメディアの中立性なんて、ありえない。フィルターを取り去ることなんて、できっこない。
ニュースキャスターは、感銘を受けた事を頭の中で整理しなおして書いていくのだから。

私の写真だって同じだ。
どこにカメラを向けるかは、私の意志だ。
ステキ女子のステキの為に、変な顔は全部省いた。
感情や意思を捨てて撮ることなど、できない。

別の言い方をすれば、いいとか、悪いとかの問題ではなく、フィルターこそが私の写真を描き、私の輪郭を照らし出すツールだということだ。
ここで言うフィルターとは、レンズに着装するフィルターは勿論、私の嗜好、価値観をも含む。

問題は、ニュース、情報を取り込む時には、全てのモノにフィルターがかかっている事のみが事実で、後は誰かの見解であることを忘れてはいけないという事だ。
それが、どれほど心地よいことでも、どこかに違う視点が存在することを忘れてはならない。

アメリカ大統領選挙戦がこれから白熱していく中、メディアパワーをどう取り込んでいくかは、政治家の重大課題だ。
やれやれ、何色フィルターが使われているか、その辺が不明だからこまるのだ。
多くの人は、フィルター情報を持ち得ないから、ついつい自分に心地よい情報を掴み、それが客観的事実だと思い込む。
ウソも真実もありえない。全部ひっくるめて妄想世界が広がっている。
本当に、やれやれ・・・だ。

Eureka


Eurica にはキャンプ場があった。勿論、水の便はない。
でも、なんとトイレがあった。

20120420-IMG_1700.jpgさっさとテントを張って、暮れようとしている夕陽を捕らえたかった。
そこへ、 白い砂埃をたてて一台の車が近づいてきた。
う、う~、誰も近くに来て欲しくないな。
明朝は日の出前に出かけたいから、騒がれたくないし。

はたしてドアを開けて出てきたのは、シンディ ローパーとリーズ ウェザースプーンを限りなく崩し、ドハデにしたような若い女の子達だった。

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「これがあなた達のテントなの?」アクセントのある声で聞いてきた。
質問の意図がわからず、「何処から来たの?」と、無難な質問で返事した。
「フランクフルト。」
どおりで英語が少しおかしいと思った。
その後は、今後の行き先、ホテル情報、などなど、すっごく不思議な質問をしてきた。

そもそも、すでに日は傾きかけている。そして、ここは普通の観光客は来ない所だ。
道に迷って来られる所ではない。計画して来る所だ。いぶかっている私。

それとは正反対に、ばんちゃんはすごく親切に、道の説明やら、場所の説明をしてあげていた。まあ~、かわいい女の子にはデレデレしたいんだよね。

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でもー、私たちはこれから砂丘に登って写真を撮るんだぞ。時間が無いんだぞ!
いざとなったら、私一人で砂丘に登る覚悟をしていた。この期に及んで夕陽を見逃すことなんて、考えられなかったから。

せっせとテントの準備とカメラの準備をしていたら、彼女達はホコリをたてて去っていった。
それはそれで、非常に心配になった。気をつければ夜でも大丈夫なはずだけど。

20120420-IMG_1703.jpg砂丘の上は、まるで真空管の中にいるような静寂さだった。
見えるものすべてが息を呑む。何をどう撮ったらいいのかわからない。
旅から帰ってきた今でさえ、写真の編集をどうしたらいいのかわからず、すべてそのままだ。
美しいものは、ただ美しい。

バックカントリー


Racetrack を後にして、いよいよばんちゃんにとっての山場、バックカントリーの山道へと向かう。20120420-IMG_1381.jpg

ここから先は地図には載っていない。
Saline Valley Road まで約7マイル、約1.5 時間かけて通り抜けた。

すでに華氏110度を超えていた。途中でトイレに立ち寄ったが、目の前で蒸発していく。

ふと見ると、トカゲのようだ。こんな炎天下でも彼らは戦えるのだ。

20120420-IMG_1408.jpg

ばんちゃんは狂喜して、ワイドレンズを使っていた私に近づかないように警告した。
でも、彼がズームレンズを準備している間、消え去っていた・・・しばらく険悪な状態となる。

「ワイドじゃ絶対に撮れないって言ったじゃない?」
「こんなチャンスは2度とないかもしれない・・・」
ごもっとも。返す言葉もない。

私が捕らえた画像は、このように、かろうじて何かが見えるほどのお粗末なもの。

Saline Valleyの砂丘も過ぎて、いよいよSteel Pass Road に入る。
標識はないから、GPSコーディネートで確認が必要だ。

依然としてデコボコ道で疲れる。
でも、何やら白い地帯が前方に見える。そして、そこだけが緑色だ。
そうこうしているうちに、黄色いセスナが丘の上の方に見えた。
む・む・む・・・飛行場?
どんどん近づいていくと、なんと温泉だった。
荒地の真っ只中に温泉だ~!20120420-IMG_1476.jpg
しかも、ヌーディストの温泉らしい。
そっか。ここは自家用飛行機で来る、かなりプライベートな温泉場だったんだ。
残念ながら、残された道の事を考えて先を急いだ。

さて、ここから先はEureka まで、約30マイルの Steel Pass が本格的に始まる。
まさに難易度の高い道となる。

次の山、次の山かな・・・と期待が高まっていく。
そして、ついに砂丘の頭の先が見えた。20120420-IMG_1640.jpg
その時の感動は・・・ずっと大切にしたい。私の大切な宝物だ。

書きたいことは山ほどある。
ありすぎるから、90 秒弱にまとめたビデオが一番いいかもしれない。

 

動かない動く石


190号線を北上し Scotty’s castle road をさらに北上する。
舗装道路は Ubehebe Crater に行く道あたりで終了する。
クレーターは大きいが、あまり鑑賞の仕方がわからず、さっさと先を急ぐ。

その後、Teakettle Junction のサインまでデコボコ道を延々と2 時間ほど走る。味気の無い風景と激しい揺れが、よけい長く感じさせる。サインを見てからは、ワクワク度が高まる。
そして。。。突然遥か彼方に違った景色が見えてくる。
あの白い部分は何?あのポツリと黒く見えるものは何?

答えを待つまでも無い。
謎の「動く石」のある場所、 Racetrack Playa なのだった。
黒い部分は、Grandstand と言われるPlaya の中にある岩の山だ。
人はほとんどいない。4WDでないと、来られないからだ。

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午後4時。暑いピークだ。
私の風邪も気になるし、とりあえずはキャンプサイトの物色を始める事にした。

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Racetrack から2マイル以内はキャンプ禁止だが、その他は、何処でもいい。

この規則、なんだか不思議だ。
規制社会どっぷりから、何処でもいいという感覚。
大自然を前にして躊躇する。
ともあれ、手ごろな場所を発見。
荷物を下ろしてテントや夕食の準備をしはじめた。

・・・と、黄色いすずめが舞い降りてきた。
これは・・・水を求めてきたのかな・・・と思った。
そして、ガラパゴス諸島の旅行中のことを思い出す。
水のない島の鳥は、遠くからでも水を察知する。だから水ボトルをバッグから出すのも禁止されていたからだ。
ここも、砂漠。 まさに水が無い。

ところが、どうやら様子が違うようだ。
車の窓ガラスに映る自分の姿と格闘していたと思ったら、ばんちゃんの足に飛び降りてきた。

結局、翌日テントを撤収するまで立ち去らなかったので、ビルと名づけた。

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星が降る山間の丘で寝た。
高校の山岳部の時以来だ。
そして、岳人の歌を思い出した。

星が降るあのコール グリセードで~
あの人は来るかしら 花をくわえて~
アルプスの黒百合 心ときめくよ~

人の記憶は、やはりどこかに格納されているんですね。忘れるんじゃなくて。

翌朝は日の出前に Racetrack に行く予定だったが、昼ごろまで寝ていた。私の体調が依然として思わしくなかったからだ。

だからか、思い描いていたショットは撮れなかった。ま、あの状況下では、こんなもんでしょ。

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ただ、あの炎天下、あの平地を2-3マイル歩いた後、不思議に元気が出てきた。
風邪菌がたまげてどこかに行ってしまったのかも知れない。

未だに科学者の検証がされていない「動く石」。
たくさんあった。
動いた後にできる「石跡」の線が、まっすぐだったり、うねっていたり。
どんな理由でも、わからないままでも誰も困らない。
だったら、そのまま謎のままでいい。

石跡をつけた石たち。
動いているところを見たことのある人は、まだいない。

「動く石」は、じっと、存在していた。