土曜日は近場で一番好きな場所、Don Edwards SF Bay National Wildlife Refugeに行きました。
特に曇り空の日は最高です。生憎お天気最高に良くていいショットがあまり撮れませんでした。写真を撮り始めるまでは快晴が一番いいんじゃないの?って思ってましたが、ちがうんですねー。
なぜなら、フラッシュをたいて写真を撮ったことがある方ならおわかりですよね。強い光が一点から発射されるとシャープな光と影が作り出されます。シャープな影は使い方でよくなったり悪くなったりします。でも、一般的に扱いが難しいので、特に女性のポートレート写真を撮る時は気をつけたほうがいいんですね。シワが強く出ちゃうから。
そこで、ポートレート写真はスタジオでストロボをいくつもたいて撮るんですね。回りが全部光のソースなら影はできないから、シワも見えなくなるという仕組みです。
快晴の日の太陽はフラッシュと同じ。強力な光が一方向から照らすので影ができるんです。でも、曇りの日は、フラッシュにディフューザーを付けた時のような効果になります。一方向からではなく空全体が光のソースになるんですね。しかもソフトな光。
おっとっと、話を土曜日に戻して。。。ばんちゃんはCanonの最新のカメラ7D Mark II と400mmレンズ、そしてエクステンダーをもって気合もバッチリ入っています。7Dはフルフレームではないので、遠くの物を撮る時にすごくいいんです。400mmレンズでもエクステンダーとのコンビネーションで使うとなんと800mmレンズと同じ効果があるんですよ。これって、すごい事ですよね。私も一度500mmレンズを借りて使ってみましたが気が遠くなるほど重くて大きい。Canonから800mmレンズも出ていますが、重さ4.5kg、お値段も目が飛び出るほど、そして、気軽に持ち歩いて三脚なしに使えるものではありません。800mmの世界とはそういうもの、プロの世界の物なんですね。ところが、そんな世界の再現がこのコンビネーションだと400mmのレンズで可能になるわけです。勿論、Fストップが犠牲になりますけどね。彼の収穫は・・・当然、見るのもいやになるくらいいいショットが沢山ありました。
かたや私。200mmと彼からのおさがりの7D。これもフルフレームではないので少し距離を稼ぐことができました。どうしてもマクロが捨て切れなくて5D Marc IIに100mmのマクロレンズをつけてカメラを2台といういでたち。結局マクロはまったく収穫なしでしたが、200mmの方はいいショットが撮れたと思ってます。
公園を追い出され、カモ達も家路につくころ、私達も名残惜しみつつ帰ってきました。
そして、日曜日、Keeble & Suchat でのワークショップが11時から5時までびっしりありました。カメラの使い方、中級コースです。ほとんど知っていたことばかりでしたが、中にはなるほど~とためになる情報もあり、やはり行って良かったです。