Monthly Archives: August 2012

折り紙文化


これは、何でしょう。何に使われるのでしょう。そして、これには何という名前がついているのでしょうか。7853432410_3c39c2b0aa_o.jpg

よく見ると、 ExpandOS そしてリサイクリングのマークがついているのが見えます。
もう一つには、sfi Certified Fiber Sourcing とあります。

そこで検索。
sfi とはSustainable Forestry Initiative。ふーん、そこで認可された物ってことね。
そして、名前はどうやらExpandOSというらしいです。でも、なんのこっちゃってとこですよね。
Paper Pyramid でサーチすると出てきます。今まで梱包に使われていたピーナッツと呼ばれているスタイロフォームの代わりに使われだしたんですね。
テレビの梱包された箱の中には、これが何千、いえ、何万と入ってました。はじめて見るモノにちょっと感激したんでした。

sfi に関してはちょっと横においておいて、この形、折り方、計算されています。
平らな紙に耐えられる限界まで穴を開けて軽くして、三つに折って、クニュッと小さなタブを折り曲げてあるだけ。
これでとても頑丈になるんですね。頭を使えばいろいろなユニークな物が生まれます。こういうのを見るとアドレナリンレベルが上がります。

c1
c2
c4 (2)
そこで思い出したのが、日本で当たり前に使われている、ドリップ式のインスタントコーヒー。

実際に挽かれたコーヒーが中に入っているので、インスタントとも言えないのですが、便利な代物。

こんな風に、いっぱい分がパックになっていて、
これもノリが使われているわけでもないけど、しっかり封されてます。

それを開けますと、こんな感じ。

左右の爪の部分を折り込むんですね。

なぜか。

当然、開け口を最大限にして、お湯をコーヒーフィルターに通すためです。

両方の爪を折り曲げると、こんな感じ。

初めて出会ったのは、今年5月ごろ。
キャンプ中に美味しいコーヒーをどうしたら飲めるのか、模索中でした。

改良を重ね、改善がなされ、高度な製品に仕上げるのは、やはり日本人の得意技ですね。

日本の誇る折り紙。
それを受け継いで、こんな風に使われるのを見て、感激せずにいられません。

こんなの序の口のはず。
折り紙文化の偉大な発明も見つけたらメモっておきましょう。

Sideview mirror project


旅行中って、以外にいろいろな事を思いつく。
そんな中でも、結構地味なアイディアがこれ。じゃじゃ~ん!

サイドビューミラープロジェクト

へへ、たいしたことじゃない。

車の中から風景を撮るのが好きなんだけど、ついでにサイドミラーも視界に入ってしまうことが多いのね。すっごく邪魔なの。例えば、こんな感じ。

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でも、意外に面白いショットの時もあったりする。
そこで、どうせなら積極的に使っちゃえばいいじゃん・・・と、思ったわけ。

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それに、徒然草の一節なんかも思い出しちゃったりして。

・・・雨の日に月夜を想い、 簾の中から春の移ろいを気に留める風でもない所作は風情がある・・・とか・・・

不完全さに見出す美ってことね。

吉田兼好ほど、風情の究極を求めなくてもいいんだけど、ちょっとクッションがある景色って、面白いかもしれないなーって。
ダイナミックに見えたりもする。切り取りの中の切り取り。
はたまた、切り取りの中の切り取りの切り取り。。。う、うっ、頭が痛い。

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まだ、どんなルールで撮っていこうかとか、基本方針とか、何もないのね。

ハチャメチャなコレクションになるかもしれないけど、ま、いいじゃん。

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選択ルールを強いて言えば、
「サイドミラーが入っていて、どこかにしっかりした主張のあるイメージが入っているショット」
ってことでスタートね。

こちら、とりあえず集めてみた目下のサイドビューミラープロジェクトの写真集。今後が楽しみですね~。

7 月の旅 12 – Mono Lake


旅の最後の場所はここ、モノ湖。
Tonopah から2時間半ぐらいで到着する。
ついに来られた。

20120728-IMG_5889.jpgヨセミテ国立公園を越えたすぐ東側にあるこの湖は、
写真家には人気があるらしい。

でも、私にとっては、遠い存在だった。
クパチーノの家からは 4.5時間ぐらいかかるから、
一人で運転して来るには、ちょっとシンドイ。

ばんちゃんいわく、朝日とか夕日の瞬間をここで撮る為に、1泊、もしくは2泊する人達が多いとか。

タイミング悪くお昼時。
写真を撮るには最悪の時間帯だ。
それでも十分楽しんだよ。
Tufa という石灰石のボコボコした石が白くて、青い水と一緒に美しい景色を作り出してくれる。

Mono Lake の写真はGrate Basin と同じセットの中にあります。

この後、私たちは、少し北上し、395号線沿いのかわいらしい町、Bryant Field でお昼を食べて、超特急で家路についたのでした。

ふゅ~、皆さま、全12話の長ーい旅の話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

7 月の旅 11 – Great Basin NP


悲しいことに、キャニオンランズ最後の日と、GreenRiverという町での写真がない。

またー?トリプルショックで感覚が麻痺してくる。。。なんて事ないですよ、これは。
今回のファイルマネジメントは、本当に痛い痛い教訓となる。

公園の北、ハイウェイ6号線沿いのグリーンリバーの町では、さほどのことをしたわけでもない。
シャワーをして、体中を2-3回洗いまくる。洗濯もした。
とにかく全部きれいにしたかった。そして、ベッドの質は必ずしもよくなかったが、感謝!泥酔する。

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ほどよく疲れをとり、そこから6号線を西へ、西へと向かう。
夜までにネバダ州のTonopah という町まで急がなければ!

アメリカを東から西へと横断する6号線。
だからといって、特別なこともない田舎道。
でも、いい雰囲気あると思うんだ。
車の中から、パチパチパチ。

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ところで、6号線沿いに、結構たくさんこんなものを見た。

どうやら、ソーラーパネルで動いているもののようだ。

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こっちは後ろ側。
柵の中だから、近くまで行けなくて、箱の中身は確認できなかった。

なんだろう?
何かを観測していることは確か。

さっき、ネット上を調べてみたけど何もそれらしきものは見つけられなかった。。。
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それから、こんな看板も見つけた。

三葉虫の化石を掘って、発掘できたら持ち帰ってもいいという。

大人は2時間で20ドル。
かなり、興味がありますね。
時間があったらぜひ試してみたかった・・・

さて、突然ばんちゃんが、Great Basin 国立公園に立ち寄ってみようと言い出した。
急いでいるのは彼のほうで、私はさほど急ぐ理由もなく、
軽くオーケー。

行ってみて後悔した。
不便な場所にあることもあり、あまり知られていないこの国立公園は、確かに地味な印象を受けた。
でも、洞窟があり、13,000フィートもあるWheeler Peak という山もあり、、Bristle Pine Coneも生息する、魅力的な公園なのだ。でも、私たちには時間がない。

20120727-IMG_5816.jpgインフォメーションセンターのおばさんはとても親切にいろいろと説明してくれた。
訪問客があまりいないからかしら。Wheeler Peak の麓まで行って帰ってくるのが精一杯で、本当に残念だった。

ここを再び訪れる機会があるだろうか。確立は低い。
こんな時、聖書の聖人達をうらやましく思う。100歳まで、いや、200歳まで生きられたらいいのにな~。

でも、アスペンの林に思いがけず会えたからいいとしよう。20120727-IMG_5811.jpg

6号線の旅とグレートベースン国立公園の写真はこちら。

Tonopah の町に着いた時は、すでに日が沈んでいた。

7 月の旅 10 – Canyonlands NP, Hardscrabble


White Crack にはあと一日居たかった。
そんな名残惜しさをかかえながら、次のキャンプ地に向け出発。
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景色にも慣れてきたので、車をモデルにパチリ、パチリと撮りはじめた。
背景にどうフィットさせるか、いろいろ工夫してみる。
ム~、イマイチかなー。

それでも、執拗にパチパチ撮り続けて、この日の写真にはほとんど車が入っていることになる。

しかも、車に乗っていては撮れないから、歩いたり、走ったりと、おかげで運動量は増えた。

White Rim の白い地層の岩の大きさを撮りたかったから、車を使ってみた。こんなの、どうかしら。
この辺一帯は、Google マップに載っていなかったから、ルートの作成ができず、苦労した場所だ。

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そうこうしている内に、有名な場所にたどり着く。グリーン川が馬蹄形をしていて、Turks Head という名がついている。
この写真は、17 mm の超ワイドレンズで撮った。崖っぷちスレスレに歯を食いしばって立ってみても、全景を撮れない。
なにしろ、風が強くて、コワイのだ~!

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この後は、少しずつ、景色が変わってくる。高度が徐々に下がり、グリーン川が近くに見えてくるからだ。

この写真の後、ホッとするのもつかの間、キャンプサイトに着く前は、通る人もあまりいないせいか、かなりワイルドに荒れた坂道が再び現れる。止めのスリルというところ。
二度と通りたくない、おそらく一番危険な箇所。

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キャンプについたのは、多分午後3時ごろ。Hardscrable という名の通り、荒れた道を越えないとたどり着けない。
でも、キャンプサイトは静かなグリーン川の横だった。。。が、暑い!!!気温は110度を越えていた。

日陰もないので、車の横に日除けパーカーを付けることにした。でも、うまくいかないのね、これが。そこで、ばんちゃんは爆発。暑いですからね~。何とか張り終えたと時には、彼は死にかけていた。
そこで、水でビショビショのタオルを、無理やり頭からかぶせた。日本の旅館に泊まった時にもらってきたタオル。
細長いから、結構使えるのね。嫌がっていたが、その日は手放せないタオルとなった。

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夕食後、半月の出る中、星を撮った。理想は月が出ていないこと。天の川を撮るには、真っ暗がいい。
苦しみつつも、時間を10秒、20秒、30秒と延ばしながら撮っていくと、少しずつ見えてきた。
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月の光で程よく照らし出された風景も悪くない。
初めての天の川のショット。微かにしか見えないけど、上出来よ!

Hardscrabble までの写真はこちら。

7 月の旅 9 – Canyonlands NP, White Crack


アリの攻撃を受け、眠れない夜をすごした。
だから、日の出をMesa Arch で見る予定をスキップ。キャンプ場でデレデレと過ごした。
とはいえ、8 時ごろにはテントを撤収して出発している。

今日はいよいよWhite Rim Trail に降りていく。
一旦、公園を出て、ガソリンをさらに補充して、最後の冷たい水を飲んで出発!

まずはShafar trail というくねくねの道。

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上から見たときは、ちょっと怖いかなと思ったが、走り始めると、そうでもない。
このあたりなら、すっごく気をつければ普通の車でも走れるかもしれない。
うーん、やっぱり4厘駆動じゃないとだめかな。

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この日は長かった。
White Crack キャンプ場までの道のりで、いろんな事をすることになる。

ハイライトは、まず、この岩。
女性がお洗濯をしているように見える。
昔風に髪を上に束ねて、西部劇に出てくるようなドレスを着ているようだ。

問題は、彼女がどっちを向いているか・・・

あえて結論は書かないが、彼女の向いている方向で、ばんちゃんと私の意見が衝突。
20120724-IMG_4585口論となり、キャンプ場に着くまで険悪ムードになってしまった。

あーあ、なんとまあ。

そうなんですねー。
時間の無駄ってこともわかっているんだけど、
修復にはちょっと時間がかかってしまったんです。

その間、パチパチと要所要所で写真を撮り、
White Crack キャンプ場に着く頃は、雲行きが非常に怪しくなってきていた。

テントを張り終えた直後あたりから、雨の真っ只中に突入。
雷もすぐそこにいそう。
車の中で待つこと、1時間以上。
雷、稲妻が起こり始めたら、まず車の中に避難するようにと、レンジャーに忠告されていた。

なぜ?とか考える選択肢もない。
だって、周りには何もない、景色のものすごーくいい高台だからだ。

車の中での1時間強、その日の事を反省。
仲直りをすることにした。

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いやはや、雨と雷に感謝しなければいけませんね。

雨降って、地固まる。

豪雨の後の景色は、とっても爽やか。水分を含んで赤い土が、もっと赤く見える。
遠くには、雪を被った山が見える。
このキャンプ場は、1グループしか泊まれないのにもかかわらず、すばらしい景色だ。しかも、暑くない。

20120724-IMG_4657少しの散策の後、さっそく夕食、片付けを済ませ、日の入りの準備を始めた。

Lichen や土壌微生物を注意深く踏まないように歩く。
踏みつけられると、回復するまでに5年から50年もかかるという。

夕日は勿論豪華な自然からの贈り物だったが、実は、ここで出会った微生物には、もっと感激してしまった。

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激しい雨の後だったので、硬い石の上には水溜りができていた。

最初は気にも留めていなかった。水溜りの中にサボテンを見つけたので、しゃがんでじっとカメラを構えた。
すると、ピシャリと水が跳ねた。

驚いてしりもちをついた。
「何かいるみたい・・・」
と、指差しながら恐々、ばんちゃんに話す。
「そんなわけないでしょー。」
と、請合ってもらえない。

仕方がないので、一人で、ジーっとみつめていた。
そうしたら、いたの。この生物。
Tadpole Shrimp 
調べたら日本語ではカブトエビと呼ばれ、そんなに珍しくないことがわかってきた。
それでも、生きた化石と呼ばれる理由は、昔のままの形を保っていて、目が3つあること。
ほほ~、確かに散っちゃい目が真ん中に見えますね。
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たとえ水溜りがなくなっても、卵を産み落としているから、いつか雨が降り、水溜りができたらすぐ孵化することができるんだって。
この場所で生きる生物の典型ね。

ここでは、蛙にも出会ったよ。
調べてませんが、この蛙も何らかの特別な方法で生き延びられるようになっているんだろうな。

ということで、私たちは空を仰ぐだけじゃなく、水溜りの中も真剣に観察するようになり、日は暮れていったのでした。White Crack までの写真はこちら。

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7 月の旅 8 – Canyonlands NP, Willow Flat


さて、いよいよ旅のメインイベント。キャにオンランズ国立公園に入る。

  • ガソリン・・・チェック
  • 水・・・チェック
  • 食料・・・チェック

これさえあれば、一応生き残れる。

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公園インフォメーションセンターでキャンプ地の予約の確認とキャンプ代を払う。

一日目はWillow Flat  というキャンプグラウンド。
Island in the Sky の景色のいい場所にある。
もらったオレンジの紙に必要事項を記入して、キャンプ地に付けておく。

この公園は広大で、三つの地区に分かれる。

  • Island in the Sky
  • Needles
  • Mesa

私たちは、Island in the Sky という、コロラド川とグリーン川に挟まれた地区のみを旅することにした。

Island in the Sky… 空に浮かぶ島(勝手に付けた訳語)

この写真はキャンプ地の近くで撮った。私たちのテントのお隣さんたちだ。さすがに若い。
ここまで崖っぷちでリラックス・・・私には、できないかなあ。
ちょっと霞がかかると、確かに空に浮かぶラピュタ・・・じゃなかった、島になるのだ。

見下ろしているのは、White Rim (白いふち)と呼ばれている地区。この地層はペルム紀のころ形成されたとか。2億5000万年前。恐竜が出てくる、ずーっと前の時代ね。

いやはや、とんでもない時間の流れ。う、うえ~ めまいがする。
私たちは、翌日からその1200フィート下に見える、White Rim trail の白いふちの辺りを通り抜けているのでした。

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8月、当然暑い。でも、不思議なことに、自然の物語の前では忘れてしまうんだねー。迫力に圧倒されまくる。
そして、モンスーンの季節。
Wikipedia のページに調度キャにオンランドの稲妻のビデオが載っている。まさに、そんな感じの毎日でした。

午後には必ずどこかで雨が降り、雷が鳴り響く。
こんなに空が広いと、蒸発した水蒸気が上昇し雲となり、雨雲となり、雨が降るという図式が一目でわかってしまう。一日中眺めていても飽きない。

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とりあえず、豪華な夕日絵巻に満足し、キャンプ第一日目を終えた。

キャにオンランド、一日目の写真はこちら。

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7 月の旅 7 – Arches NP, Utah


アーチーズ国立公園には、その名の通り、アーチがたくさんある。
岩の侵食の仕方でできていくらしい。そして、残念なことに、その侵食を止めることはできないので、今あるアーチもいずれは侵食されつくし、なくなってしまう。
でも、そんな心配は私たちには無用。長い時間をかけての侵食作業ですから。

4つのアーチを歩いて、登って、訪れた。
ところが、とこを探しても・・・一番有名なデリケートアーチの写真がない!!!
うそ、また~???
なんで・・・涙・涙・涙・・・

ラップトップにコピーする際、カードリーダーに読ませている。
その辺で手違いが起こったのかもしれない。
どうりでアーチーズの写真が少ないと思った。

20120722-IMG_3967これはランドスケープアーチ。

いつまで経っても使える光が雲間から出てきてくれなかった。
だから、劇的な写真は撮れなかった。

そこで、Lightroom で色を落としてみた。。。

ちょっとドラマチックになったかな。
雲がもっとムクムクとあったらよかったかもしれない。
右側の雲、なんか黒くなりすぎか。

つーか、断然、全体が黒くなりすぎ。醜いよ。
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失敗例として、とっておきますか。
こっちの方がまだいいかな。

それにしても、今回の写真の紛失は痛い。

カメラのバッテリー充電とメモリカードの扱いは、長旅では特に気をつけなければ。

これは日の出。20120722-IMG_3883.jpg

アーチーズ国立公園内で、朝日を求めて歩き回っていたら、いつの間にかばんちゃんとはまったく反対方向に歩いていた。光の勢いと速度があまりにも速くて、もう、夢中になっていたのね。

おかげで結構気いいのが撮れた。
あまり多くないアーチーズの写真は神々の谷と同じセットに収めてあります。

7 月の旅 6 – Valley of the Gods


20120721-IMG_3428さてさて、私たちはMoabというUtah州の東のはずれの町まで一日でたどり着かなければいけない。
Page から車で約5時間の距離だから、大変ではないはずだ。

でも、その前にMonument Valley を見ることを考えると、時間切れもかんがえられる。
だから、ちょっと早めにホテルを出発した。

ちなみに、マイルマーカーは、この写真のように道の脇に立てられている。
409あたりから、少しずつ、ずーっと見え始める。

20120721-IMG_3533

モニュメントバレーとは・・・
その昔、よく西部劇映画で使われた場所。
ナバホ族保留地の中にある場所。
ユタとアリゾナの境界線163号線沿いの一帯。

行く前に期待していた。
だいたい一致していたんだけど・・・それ以上でもなかった。
ここも観光客でごった返していて落ち着かない。だから早々に退散。
それより、ちょっと気になる場所があったのも手伝った。

Valley of the Gods ・・・ 神々の谷

20120721-IMG_3587

モニュメントバレーから北東に進み、きっと見逃してしまう標識を左に入る。
天候がいい時にしか入れない道。でも、注意すれば普通の車でも走れるかもしれない。
秘密の場所にしておきたいから、あまり詳しく書きたくないな・・・ふふふ。

ほどなく進むと、うわぁ~神々の神殿が立ち並ぶ。
赤い岩が観光地化されないままひっそりと、威厳をもって立っている。
国立公園どころか、記念地区にも指定されていない。畏怖をも感じられるほど。

そっか。きっと、こんな風に知られざる場所が他にもたくさんあるんだね。
Moabに着くころは、雷と雨が激しく降り出していた。

モニュメントバレーと神々の谷を抜けて、Moab、そしてArches国立公園までの写真はこちら。

7 月の旅 5 – Antelope Canyon


Sedona から約3時間ほど北上すると、ナバホ族保留地のわずか外側に位置するPage という小さな町に着く。この町はアンテロープキャニオンで有名だ。20120720-IMG_3224.jpgSedona 同様、観光客が世界中からやって来る。

20120719-IMG_2850ここでは2泊の予定だったので、溜まった汗まみれの服の洗濯をすることにした。
Marriott ホテルの洗濯室に入ると、すでにヨーロッパ人でいっぱいだった。
私がコイン入れに戸惑っていると、フランス語なまりの英語で横にいた人が説明してくれた。
それから話がはずみ、他の国の人たちも会話に加わる。
旅はこんな所が面白い。洗濯室でもいろいろな国の人と会話ができて、いろいろな発見があるんだね。

町は静かなのに、キャニオンの中は観光客でぎっしりだ。
しかも、キャニオンはガイドなしでは入れない。
そんなことを見越して、一日プランの写真家パッケージのガイドを選んでいた。

「朝9時に98号線のマイルマーカー302に来る事。」

これだけの指示をもらっていた。
そして、私たちは二つの疑問に突き当たる。

  • 朝8時・・・Page はユタ州に限りなく近い。だから、時差の混乱が携帯にもGPSにも あった。
  • マイルマーカー302・・・って、何?どこ?

地図に載ってないし、GPSだって探し出してくれない。

20120720-IMG_2923.jpg
それまで知らなかったこの用語、どうやらすべてのハイウェイに1マイル毎に表記がされているらしい。
うひゃ、あった!

この写真は、集合場所だから大きいサインだけど、普通は小さい。
それぞれの州ごとに、西、もしくは南からマーカー表示がされているんだって。
ハイウェイの出口の番号も、実はこのマーカーと同じらしい。
へ~、なるほど、ザ、ワールド!(ふるい。。。)

20120720-IMG_2927ところで、時間になっても、ツアーオフィスには牛さんしかいませんでした・・・

パラパラと人が集まり始め、ガイドのジョッシュ君と3人で出発したのは1時間後。

彼は誰も行かないキャニオンに連れて行ってくれて、本当にラッキー。
有名な光線が入るキャニオンにたどり着いた時は、観光客でぎっしりで、写真どころじゃない。
ジョッシュ君に、また感謝。

静けさの中、私たちのシャッターを切る音だけが聞こえていた。
そこに彼のナバホフルートの音色が響いた。
雰囲気でますね~。
そういえば、尺八も試してみたことがあるって言ってたっけ。

アンテロープキャニオンでの写真。

キャニオン内の美しさに、ただ絶句したことは言うまでもない。20120720-IMG_2944.jpg

7 月の旅 3 – St. Anthony 修道院


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アリゾナ、フィネックスのほんの少し南東にフローレンスという小さな町がある。
そこにばんちゃんの親戚が健康上の理由から、移り住んだ。そこで彼を訪れることになった。

この町には大規模なベッドタウン作られ、そこだけ特別なコミュニティーが作られている。
暑い事を抜かせば、かなり安全で快適な老後が送れるという事だ。

産業などは何があるのかわからないが、比較的新しいが、ひっそりと修道院がある事がわかった。
St. Anthony’s Monastery

そこで宗教には関係のない私たちだが、見学させてもらうことができた。

広大な敷地内にはチャペルが6-7つほど建てられている。それぞれユニークなデザインだ。
チャペル内も、ご覧のとおり、超きらびやかなものから、質素なものまで様々だ。

20120717-IMG_2641.jpg

でも、なんと言っても特筆すべきことは、敷地内の木や花が丁寧に手入れされていること。
楽園に来たみたいだ。鳥も、蝶も自由に飛びまわっている。

この敷地内では、ゲストも長いスカートにスカーフと、この方達のような姿にならなければいけない。20120717-IMG_2563

100度を越す暑さの中、長袖と長スカートにスカーフ。

かなり苦しかったが、過ぎてしまえばたいしたことないと思えるのは不思議。

ロシアのおばさん風の私の姿を窓に映して撮ってみた。

彩度が高いので、わざとぼかしてコントラストもなくして、光をいっぱい入れてみた。

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修道院の写真。 

不思議の国は記憶の果て


旅から帰って一週間が経ったのに、まだバタバタしてる。
3000+枚の写真を一通り見て気がついた。

最初の二日間の写真が、ない!!!
Joshua Tree National Park の写真が、Cholla (チョイアと発音する)の写真がない・・・!!!
ビデオにも収めたのに。

Cholla ガーデンに行くと、不思議の国のアリスになっていた。
幻想の世界に、驚きの連続。
私のつたない写真術ではとても撮りきれない世界が広がっていた。

あきらめるしかない。また行くしかない。
私のカクタスへの想いは、このChollaガーデンから始まった。
トゲトゲなのに、モコモコの毛綿のようで、ペルシャ猫のような足を持ってる。
それが光を受けて、形容しがたい雰囲気をかもし出す。
しかも、不思議なのは、毛綿ボールみたいに地面にもいっぱい転がっていたりもする。

今日は、明日の女子会のために、旅の写真、3000+枚の中から280枚ほど選んでみた。
明日のために、懲りずにまたケーキを焼いて、失敗している。
チョコレートケーキでしょ。チョコレートチップを入れ忘れるって、ありえり?

ま、ま、気を取り直して、旅の写真から、とりあえず一枚。

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アンテロープキャニオンの住人は、フクロウさんの他に、トカゲもいたんだ。これはいけるショットだと思ってる。