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タンポポの悪夢 Dandelion Nightmare


夢の中、タンポポの英語名の語源がわからなくて苦しんでいました。 I was struggling in my dream to understand the origin of the English name of the dandelion.

日本語名は、花が咲き終わった後の綿球の姿が「タンポ」という綿を丸めて作る一種の画材に似ているところから来ているという説があります。ま、フワフワと優しい感じが名前とマッチしているので、すごく納得できます。 The Japanese name “tampopo” is said to come from the appearance of the blowballs after the flowers have finished blooming, which resemble a kind of drawing material made by rolling up cotton called “tampo”. Well, the fluffy and gentle feeling matches the name, so it makes a lot of sense to me.

ところが、英語名のダンディライオンはまったく納得がいきません。言葉の響きは「ダンディなライオン」を想像させ、花とマッチしません。 On the other hand, the English name Dandelion is not satisfactory at all. The sound of the word conjures up images of a “dandy lion,” which does not match the flower.

Useless Etymology のサイトより画像をコピーさせていただきました。 The image was copied from Useless Etymology’s website.

だから、夢の中で「なぜ?」と色々な人に聞き回っていました。何回説明してもらっても理解できず、その苛立ちに叫びそうになったところで目が覚めました。 So, in my dream, “Why?” I was asking around to various people. No matter how many times they explained it to me I could not understand, and I woke up just as I was about to scream in frustration.

早速その悪夢をバンちゃんに話したら、その場で名前の由来を検索してくれました。 I immediately told Ban-chan about the nightmare and he searched for the origin of the name on the spot.

Useless Etymology Dandelion webpage

よみながら笑ってしまいました。なぜなら、日本語の由来が花を基にしているのに対して、英語/フランス語の由来は「花」ではなく、「葉」を基にしているからです。 I laughed as I read it. Because while the Japanese origin is based on flowers, the English/French origin is based on “leaves”, not “flowers”.

「葉の形がライオンの牙の形に似ている。」 “The shape of the leaves resembles the shape of a lion’s fangs.”

Screenshot

目の付け所が違ったんですね。この意外さに嬉しくなってしまいました。悪夢に感謝しましょうかね。また、これで思い出した花がありました。 The way Japanese and Europe looked at it was different. I was pleasantly surprised by this unexpectedness. I guess I should thank my nightmares. Also, this reminded me of another flower.

Dwarf Bear Claw Poppy (日本語名なし。直訳:クマの爪をもつケシの花)

この花については以前私のブログに書いています。この花の名前も花を見ただけでは理解できません。この花の根元の方の葉先を見ると納得できます。ぜひ読んでみてください。 I have written about this flower before in my blog. The name of this flower cannot be understood just by looking at the flower. But if you look at the leaf tips at the base of this flower, it makes sense. Please read it.

はじめまして


日本人なら当然知っている言葉。
初対面の時のご挨拶として使いますよね。

20160228-_MG_0183この言葉 、多分中学校の英語の時間に習ったと記憶してます。今の英語の授業では、どう英訳されているのでしょうか?興味深いところです。

40年も前の事、私が習った時には、断じて
“How do you do?”
でした。皆さんはいかが?

先週の授業での事。生徒の一人が誰もそんな言い方はしないよ。”Hello” とか”Nice to meet you.”だよ!と、指摘。

え、え、え~と、驚愕する私。ちょ、ちょっとまったー!
私、呆けた?・・・と、一瞬思ってしまいました。私の顔はまるでこんな感じでした。(サボテンさん、ごめんなさい。)20160514-_MG_6120

ま、ま、ま、深呼吸。
そもそも日常生活で”How do you do?” と言うチャンスはまずないのは事実です。使いません。
それなら25年前に日本語を教えていた時に気付いているべきでしたよね。

う、う、う、、でも、スルッと通り過ぎてしまっていたんでしょうね。生徒から質問、疑問として指摘されない限り、不思議に思わない。だって、そもそも教科書には、「はじめまして」の訳語は、”How do you do?”と載っているんですから。

はじめましてと共によく使われる言葉、「よろしくお願いします。」これも厄介です。アメリカ社会ではそれに対応する表現がないし。で、教科書をみてみると、”Please to meet you.”になってるの。やってられませんって~~~!

そこで、ウェブサーチ。

“How do you do” は、昔は使われていたらしいです。また、イギリスや、上流階級ではまだ使っているとか、いろいろ出てきました。そうだよね、そうだよね。バッチリ覚えてますもん。“My Fair Lady”のワンシーン。イライザの発音猛特訓の後のテストとして競馬場で社交デビューをする時の挨拶。(5分ぐらい経過したところから見てください。)

バンちゃんの86歳のお母さんにも聞いてみました。彼女は東部ニュージャージー州出身です。初対面同士は、”How do you do?”に対し”How do you do?”で応えるとちゃんと言ってました。ただし、最近はみんなカジュアルになってきているのであまり使わないとも。

そうだったのか〜

とりあえず、生徒にはたくさんの説明付きで、”Nice to meet you” と教えていきましょう。

そして、もう一つの表現「よろしくおねがいいたします」は、シチュエーションごとに意味が変わるから気をつけよう。挨拶の時は”Nice to meet you”とほぼ同じように訳せばいいけれど、今後のお付き合いの為に先回りしていいお友達になって下さいね的な意味がある、とでも付け加えておきましょうか。

いや~、言語は文化ですね〜!

ちなみに、Google Translate で”How do you do?” とタイプすると、日本語訳は
「ごきげんよう」だって。もう、あまり使われないという点ではハズレじゃないかも。