初めて訪れた町、Santa Fe。ジョージア・オキーフが半生を生きた土地。彼女をもう少し知りたくて、この地に行きました。正確には彼女はSanta Feではなく、Abiquiuという人里離れた場所に住んでいました。
まずはSanta Fe ダウンタウンにあるオキーフ美術館からスタートです。
訪れた時の展示テーマは「Far Wide Texas」。
ニューヨークからテキサスへ美術の先生として滞在していた時期がありました。その頃、彼女の抽象画の土台が出来上がっていったのではないかと言われています。だからこういうタイトルがついたのでしょうか。
それにしてもですね、彼女でさえ絶望の果て4年間ほど全く絵を描かなかった時期があります。人は苦しみを乗り越えてこそ次のプラトーに登り着けるのでしょうか。紆余曲折の果て、辿り着いたご主人との運命の出会いが彼女のマイルストーンになります。
すでに写真家として有名だった彼に認められて、彼女の絵は瞬く間に脚光をあびることになります。
その後、彼女は世界中を旅するのが好きで、日本にも行ったことがあります。
芸者衆が3人に・・・ホホ〜。彼女は前から2列目、右から3番目に黒い服を着ています。
この資料によると、1959年に行っています。広島にも行っているんですね。その頃の日本は戦後の高度成長が始まったころです。どんな印象を受けたのかな。
美術館だけではなく、彼女のスタジオ兼住まいだった所にも行きたかったんですが、切符は半年以上前に売り切れていました。それでもダメ元で行って見ましたが・・・やはりダメでした。
館長さんに勧められ、そこからさらに北にあるGhost Ranch に向かいます。ここには宿泊施設があります。時間が許せば泊まりたい場所でした。
ここの宿泊客は泊まるといより、ワークショップに参加するために来ている人がほとんどです。
狭い世界です。なんと、私たちの家のとなり町に住んでいるという人たち出会いました。定年退職しているので、毎年恒例行事として来るんだそうです。ふ〜ん、これもありですね。
彼女が好んで描いた山、ジャーン、見つけました。
もしかした、これもそうかしら・・・
こんなのもあったかも・・・などなど、ちょっと刺激を受けて帰って来ました。