Monthly Archives: September 2011

Yellowstone 1


すでに2ヶ月も前のことなんだ。でも、まとめておかないと落ち着かないので書いておこう。

今、写真を見ながら振り返ると、2週間もいたにもかかわらず、時間がなくてじっくり楽しめなかったと感じる。自然との対話が自分の中の体験になるには、もう少し時間がかかる。今回は若者二人の為のエンターテーメントだったかな。その意味では、よかったと思う。

前回も書いたが、Yellowstone はアメリカの国立公園第一号だ。また、敷地も広大だ。
アメリカ1の大きさを誇る Wrangell-St. Elias 国立公園 は九州と同じぐらいの大きさでダントツだが、Yellowstone も四国の半分ぐらいもある。だから、公園内を走り抜けるだけでも時間がかかる。

実際、海外からの観光客らしいバスをときおり見かけたが、ほとんど走り抜けるだけで、あまり歩き回ることはしないらしい。国立公園を歩かないのは、海に行って泳がないのと同じである。きれいな景色は見られる。ただ、肌で感じられるかどうか。観光バスでなくても、道路からの観察をするだけで終わる観光客が圧倒的に多いとレンジャーが話していた。

だから、汗流して、擦り傷一つぐらい作って、へんな匂いかいで、虫に追い回されて、そして見えてくるもの探してた。

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このレンジャーさんはオオカミの観察をする人たちに対応していた。腰にはいろいろなものを装備しているが、中でも、特に大切なのは、熊スプレーだと言っていた。

熊やオオカミには 100 yd (91m) 以内に近づいてはいけない、という規則がある。それでも突然何があるかわからないから熊スプレーが必要なんだ。

私達が行く1週間ほど前にも、ハイカーが野生動物に殺されてしまったというニュースを耳にした。

人がいっぱい・・・どうする?


今度の週末はお祭りに行く。
ボランディアとして、イベントの写真に挑戦する。
2万人以上が来る見込みで、メインステージ近辺の人を撮る。物を撮る。アクションを撮る。

人にはいつも興味があって、いつも撮りたいけどためらいがちに撮ってきた。
でも、こういう時って、みんな開放的で気にしないから好き。特にスタッフのバッチなんか付けていたら文句を言う人はまずいない。
よーし!
思わずほころび出る人の表情を撮るぞ。一枚でもいい顔が撮れたらいいね。
じっとしていてくれない人の写真はきっと難しい。
頼まれたからにはまんべんなく全体を撮り、それに加えて自分の好みの写真を撮ることになるのかな。他の二人と手分けして撮る。質の差があまり出ないように、シャッタースピードを早くして手振れがないショット第一かな。勿論アパチャーをボケが出過ぎない程度に開けて光を取り込む。

このイベントの為に50mm のプライムを買った。前から欲しかったんだけど、しかも正確にはばんちゃんに買ってもらった。Keeble & Shuchat のお奨めだ。軽量、F1.8 、安い。このお店結構気に入ってる。名前がなかなか覚えられず、ワイパーのように手を振りながら、シュシャット、シュシャット、と言っているうちに楽しくなって好きになった。あいや、深い知識を持っているお兄さん、おじさん達がゴロゴロしているので頼もしいからーでーす。それにしても、このお店に行くと買いたいものがいっぱいあって、すごーく危険。

おっと、脱線する前に、イベントの事少しでも調べておかないと・・・ 
なになに、Spirit of Japantown… ちょっと : : : 緊張 : : :

Bristlecone 9 … どうする・・・?


 シエラ山脈がきれいだった・・・
Mount Whitney はどこかな~?

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メデューサのグローブから突然見えた、巨大な目玉焼き。
ネバダ側にあるこれはいったいなんだ・・・?

興奮して買ってきてしまった Bristlecone の種。
1年に1mm も伸びない木をどうやって育てよう。あと50年生きたとしても・・・ 5cm ~

買ったばかりの50mm のプライムレンズとリモートシャッターの初テスト。ばんちゃんからのプレゼント。いいね。ウシシ!

しかし、顔も洗ってない起きがけの顔でよくやるよね、私。ここまでくると、もう恥じらいもない・・・

Bristlecone 8 … 帰路


 最後の食事を作ってもらい、みなで少しあーだ、こーだと話しをして。。。

最後の掃除をする。

そして、これからのこと、写真のリビューのこと、などなどを話して、少し別れが淋しくなる。
記念写真をモノクロで撮り、置いてきた。
ユニークな人たちが集まった。
あ、Palo Alto の市会議員が二人も参加していたなんて、分かれる時に知ったのね。気さくな人たちだった。プロとして活躍している写真かもいたんだ。

みんなどんな映像を、経験を持ち帰ったんだろう。

Bristlecone7 … White Mountain


遥かかなたに雪をかぶったWhite Mountain の頂上を眺めながら何もない道を行く。


道の終点にはUC Barcrift という名前のラボのサインがあり、一般車両の立ち入りは禁止となる。

頂上に観測所があるのだ。
登山家達はここにテントを張り、早朝に歩き出し1日で帰ってくるルートを登る。
降雨量も極めて少ないので、厳しい環境でも生きていける植物しか生存しない。

Bristlecone6… 森へ



 さらにオフロードを走り、さらに不思議な木たちに出会う。

よく漫画に出てくる木のお化けのようだ。


 4マイルのメズーセラグローブを歩いてみた。

まだ赤ちゃんのようなBristlecone だがすでに数百年は生きていそうだ。


それにしてもメズーセラというより、
メデューサと言ったほうがいいほど不気味さをかもし出していた。

Bristlecone4… 時を超える


これが雌

これが雄

松の実になるには2年かかり、1年間に0.01インチしか成長しない。1mm以下かな。

 標高 10,000 – 11,000 feet という高山のアルカリ性地質、ライムストーンがゴロゴロする所に生息する。

要するに寒いし地質も悪いしで、他の植物が生息できないような場所に生えている。だから、5000年も他の植物に邪魔されずに生きてこられたのね。


抽象的なフォーム。

真っ青な空にスクッとそそり立つ姿。ダリの世界を思い起こさせる。

こんな高山に自然が作り出したアートの世界があった。しかも、長い時を超えてできあがったものだ。

シエラ山脈が遠くに見える。

Bristlecome3… 日の出


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4時半起床。
朝食をとり、自分でサンドイッチを作って出発。
Patriarch Grove という高台に登り日の出を待つ。

日の出の方向とは反対の空を見上げると、Bristlecone の枝の隙間から月が輝いていた。

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 どこがいい場所かわからず、暗いし、寒いこともあって、とりあえず三脚を設定して待つ。

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 昔海だったという。
だから文字通り白いのねと、感心しながら白い石がゴロゴロしている斜面にポツリポツリと静かにたたずむBristlecome をながめる。

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もうすぐ・・・

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出ましたね。

新しい一日の始まり。
もう、指が凍り付いてる。
でも、きれいだった。

Bristlecone2… オフロード


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ヨセミテ国立公園をつっきって、シエラ山脈の東側を南下する。そこにはBishop という小さな町がある。ここは、インディアン特別区で、カリフォルニアでありながら特別な法律の下、ギャンブルが許可されている区域である。

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そこから、WMRSへは2通りの行き方があり、私達は4厘駆動でないと走れない道を高度を稼いで直進した。川を5つ超え、少々心配になるデコボコをゆられること1時間。やはり怖いな~

White Mountain へ行く途中にもオフロードがあり、小心者の私はワーワーと叫びっぱなし。自分の命を疑いもなく誰かの運転にゆだねることの難しさを痛感する。

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それでも、私達はラッキーだった。そんな過酷なことをしておきながら、運命の時は帰るときまで待ってくれたんだから。3日目の帰り道、ついにきた。パンク!こんな山道で、エ~ッ!

ばんちゃんは一度タイヤ交換をしたことがあると言っていたが、その時は修理やに走らせることができたんだ。つまり、まだ一度も自分でタイヤ交換をしたことがなかった・・・
AAAという車の故障やらすべて一般を引き受けてくれる道路サービスがあるのだが、たとえ来てくれたとしても、どんでもなく時間がかかったはずだ。

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でも、ここが私が好きなアメリカ。奇跡的にも通りかかった人が私達を助けてくれた。男性4人であーだ、こーだ、と言いながらテキパキと処理してしまった。ホコリまみれになって、いや~、本当に感謝です。そんな感謝をする暇もなくさっさと去っていってしまった男達。ヒーローだね。

Bristlecone1… WMRS


もう一週間も経ってしまいました。忘れないうちに少し書きましょう。

金曜日の午後6時過ぎ、片付けなければいけない仕事がまだあるというのに、会社のラップトップの調子がおかしいので立ち上げなおしているところ。ところが運悪く、うっかりMSのアップデートをしてシャットダウンのオプションを押してしまったため、もう30分以上も待たされている。仕方がないので、時間潰しに書きましょう。

たった2泊3日だったのに、強烈な思い出がいっぱいだ。

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まず、3 日間おせわになった WMRS (White Mountain Research Station) から書くことにしよう。WMRSは3つの施設からなり、私達はCCR (Crooked Creek Station ) を使わせていただいた。

WMRSは研究調査目的に建てられたので、私達以外の人たちはみな調査をするために来ている人達だった。当然、回りに何もないところだから、観光目的に行く場所ではない。申し込みをしてもWMRSの審査が入る。大学、研究所関連からの申し込みでないと多分だめなんだろう。私達はFoothill Collegeを通しての申し込みだったので許可が下りていた。

質素、整然という言葉ですべてを表現できる。食事はクックさんがつくってくれるのだが、食器洗いなどの後片付けは自分達でしなければいけない。当然、掃除も自分でする。
一つの部屋には大抵ベッドが4つ、寝袋持参、トイレ、シャワーは共同。ま、山小屋に毛が生えているような所と考えていい。

標高 10,000 ft 以上なので零下となる。初日はシャツ2枚、セーター、ベスト、ジャケット2枚、全部着て、マフラーと帽子をかぶり、寝袋の中で石のようになって寝た。