Category Archives: Vacation

7 月の旅 11 – Great Basin NP


悲しいことに、キャニオンランズ最後の日と、GreenRiverという町での写真がない。

またー?トリプルショックで感覚が麻痺してくる。。。なんて事ないですよ、これは。
今回のファイルマネジメントは、本当に痛い痛い教訓となる。

ほどよく疲れをとり、そこから6号線を西へ、西へと向かう。
夜までにネバダ州のTonopah という町まで急がなければ!

さて、突然ばんちゃんが、Great Basin 国立公園に立ち寄ってみようと言い出した。
急いでいるのは彼のほうで、私はさほど急ぐ理由もなく、
軽くオーケー。

行ってみて後悔した。
不便な場所にあることもあり、あまり知られていないこの国立公園は、確かに地味な印象を受けた。
でも、洞窟があり、13,000フィートもあるWheeler Peak という山もあり、、Bristle Pine Coneも生息する、魅力的な公園なのだ。でも、私たちには時間がない。

20120727-IMG_5816.jpgインフォメーションセンターのおばさんはとても親切にいろいろと説明してくれた。
訪問客があまりいないからかしら。Wheeler Peak の麓まで行って帰ってくるのが精一杯で、本当に残念だった。

ここを再び訪れる機会があるだろうか。確立は低い。
こんな時、聖書の聖人達をうらやましく思う。100歳まで、いや、200歳まで生きられたらいいのにな~。

でも、アスペンの林に思いがけず会えたからいいとしよう。20120727-IMG_5811.jpg

Tonopah の町に着いた時は、すでに日が沈んでいた。

7 月の旅 10 – Canyonlands NP, Hardscrabble


White Crack にはあと一日居たかった。
そんな名残惜しさをかかえながら、次のキャンプ地に向け出発。

この辺一帯は、Google マップに載っていなかったから、ルートの作成ができず、苦労した場所だ。

そうこうしている内に、有名な場所にたどり着く。グリーン川が馬蹄形をしていて、Turks Head という名がついている。
この写真は、17 mm の超ワイドレンズで撮った。崖っぷちスレスレに歯を食いしばって立ってみても、全景を撮れない。
なにしろ、風が強くて、コワイのだ~!

20120725-IMG_5113

この後は、少しずつ、景色が変わってくる。高度が徐々に下がり、グリーン川が近くに見えてくるからだ。

キャンプについたのは、多分午後3時ごろ。Hardscrable という名の通り、荒れた道を越えないとたどり着けない。
でも、キャンプサイトは静かなグリーン川の横だった。。。が、暑い!!!気温は110度を越えていた。

日陰もないので、車の横に日除けパーカーを付けることにした。でも、うまくいかないのね、これが。そこで、ばんちゃんは爆発。暑いですからね~。何とか張り終えた時には、彼は死にかけていた。
そこで、水でビショビショのタオルを、無理やり頭からかぶせた。日本の旅館に泊まった時にもらってきたタオル。
細長いから、結構使えるのね。嫌がっていたが、その日は手放せないタオルとなった。

夕食後、半月の出る中、星を撮った。理想は月が出ていないこと。天の川を撮るには、真っ暗がいい。
苦しみつつも、時間を10秒、20秒、30秒と延ばしながら撮っていくと、少しずつ見えてきた。
20120725-IMG_5274.jpg

月の光で程よく照らし出された風景も悪くない。
初めての天の川のショット。微かにしか見えないけど、上出来よ!

7 月の旅 9 – Canyonlands NP, White Crack


今日はいよいよWhite Rim Trail に降りていく。
一旦、公園を出て、ガソリンをさらに補充して、最後の冷たい水を飲んで出発!

まずはShafar trail というくねくねの道。

20120723-IMG_4238

上から見たときは、ちょっと怖いかなと思ったが、走り始めると、そうでもない。
このあたりなら、すっごく気をつければ普通の車でも走れるかもしれない。
うーん、やっぱり4厘駆動じゃないとだめかな。

長いドライブの末にたどり着いこのキャンプ場は、1グループしか泊まれないのにもかかわらず、すばらしい景色だ。しかも、暑くない。

夕日は勿論豪華な自然からの贈り物だったが、実は、ここで出会った微生物には、もっと感激してしまった。

20120724-IMG_4695Tadpole Shrimp 
調べたら日本語ではカブトエビと呼ばれ、そんなに珍しくないことがわかってきた。
それでも、生きた化石と呼ばれる理由は、昔のままの形を保っていて、目が3つあること。
ほほ~、確かに散っちゃい目が真ん中に見えますね。

たとえ水溜りがなくなっても、卵を産み落としているから、いつか雨が降り、水溜りができたらすぐ孵化することができるんだって。
この場所で生きる生物の典型ね。

ということで、私たちは空を仰ぐだけじゃなく、水溜りの中も真剣に観察するようになり、日は暮れていったのでした。

20120724-IMG_4759

7 月の旅 8 – Canyonlands NP, Willow Flat


さて、いよいよ旅のメインイベント。キャにオンランズ国立公園に入る。

  • ガソリン・・・チェック
  • 水・・・チェック
  • 食料・・・チェック

これさえあれば、一応生き残れる。

この公園は広大で、三つの地区に分かれる。

  • Island in the Sky
  • Needles
  • Mesa

私たちは、Island in the Sky という、コロラド川とグリーン川に挟まれた地区のみを旅することにした。

Island in the Sky… 空に浮かぶ島(勝手に付けた訳語)

見下ろしているのは、White Rim (白いふち)と呼ばれている地区。この地層はペルム紀のころ形成されたとか。2億5000万年前。恐竜が出てくる、ずーっと前の時代ね。

いやはや、とんでもない時間の流れ。
私たちは、翌日からその1200フィート下に見える、White Rim trail の白いふちの辺りを通り抜けているのでした。

20120723-IMG_4348

8月、当然暑い。でも、不思議なことに、自然の物語の前では忘れてしまうんだねー。迫力に圧倒されまくる。
そして、モンスーンの季節。
Wikipedia のページに調度キャにオンランドの稲妻のビデオが載っている。まさに、そんな感じの毎日でした。

午後には必ずどこかで雨が降り、雷が鳴り響く。
こんなに空が広いと、蒸発した水蒸気が上昇し雲となり、雨雲となり、雨が降るという図式が一目でわかってしまう。一日中眺めていても飽きない。

とりあえず、豪華な夕日絵巻に満足し、キャンプ第一日目を終えた。

20120723-IMG_4330

7 月の旅 7 – Arches NP, Utah


アーチーズ国立公園には、その名の通り、アーチがたくさんある。
岩の侵食の仕方でできていくらしい。そして、残念なことに、その侵食を止めることはできないので、今あるアーチもいずれは侵食されつくし、なくなってしまう。
でも、そんな心配は私たちには無用。長い時間をかけての侵食作業ですから。

4つのアーチを歩いて、登って、訪れた。
ところが、とこを探しても・・・一番有名なデリケートアーチの写真がない!!!
うそ、また~???
なんで・・・涙・涙・涙・・・

ラップトップにコピーする際、カードリーダーに読ませている。
その辺で手違いが起こったのかもしれない。
どうりでアーチーズの写真が少ないと思った。

20120722-IMG_3883.jpg

アーチーズ国立公園内で、朝日を求めて歩き回っていたら、いつの間にかばんちゃんとはまったく反対方向に歩いていた。光の勢いと速度があまりにも速くて、もう、夢中になっていたのね。

7 月の旅 6 – Valley of the Gods


20120721-IMG_3533

モニュメントバレーとは・・・
その昔、よく西部劇映画で使われた場所。
ナバホ族保留地の中にある場所。
ユタとアリゾナの境界線163号線沿いの一帯。

行く前に期待していた。
だいたい一致していたんだけど・・・それ以上でもなかった。
ここも観光客でごった返していて落ち着かない。だから早々に退散。
それより、ちょっと気になる場所があったのも手伝った。

Valley of the Gods ・・・ 神々の谷

20120721-IMG_3587

モニュメントバレーから北東に進み、きっと見逃してしまう標識を左に入る。
天候がいい時にしか入れない道。でも、注意すれば普通の車でも走れるかもしれない。
秘密の場所にしておきたいから、あまり詳しく書きたくないな・・・ふふふ。

ほどなく進むと、うわぁ~神々の神殿が立ち並ぶ。
赤い岩が観光地化されないままひっそりと、威厳をもって立っている。
国立公園どころか、記念地区にも指定されていない。畏怖をも感じられるほど。

7 月の旅 5 – Antelope Canyon


Sedona から約3時間ほど北上すると、ナバホ族保留地のわずか外側に位置するPage という小さな町に着く。この町はアンテロープキャニオンで有名だ。20120720-IMG_3224.jpgSedona 同様、観光客が世界中からやって来る。

「朝9時に98号線のマイルマーカー302に来る事。」

これだけの指示をもらっていた。
そして、私たちは二つの疑問に突き当たる。

  • 朝8時・・・Page はユタ州に限りなく近い。だから、時差の混乱が携帯にもGPSにも あった。
  • マイルマーカー302・・・って、何?どこ?

地図に載ってないし、GPSだって探し出してくれない。

20120720-IMG_2923.jpg
それまで知らなかったこの用語、どうやらすべてのハイウェイに1マイル毎に表記がされているらしい。
うひゃ、あった!

この写真は、集合場所だから大きいサインだけど、普通は小さい。
それぞれの州ごとに、西、もしくは南からマーカー表示がされているんだって。
ハイウェイの出口の番号も、実はこのマーカーと同じらしい。
へ~、なるほど、ザ、ワールド!(ふるい。。。)

ところで、時間になっても、ツアーオフィスには牛さんしかいませんでした・・・ガイドのジョッシュ君と3人で出発したのは1時間後。

彼は誰も行かないキャニオンに連れて行ってくれて、本当にラッキー。
有名な光線が入るキャニオンにたどり着いた時は、観光客でぎっしりで、写真どころじゃない。
ジョッシュ君に、また感謝。

静けさの中、私たちのシャッターを切る音だけが聞こえていた。
そこに彼のナバホフルートの音色が響いた。
雰囲気でますね~。
そういえば、尺八も試してみたことがあるって言ってたっけ。

アンテロープキャニオンでの写真。

キャニオン内の美しさに、ただ絶句したことは言うまでもない。20120720-IMG_2944.jpg

7 月の旅 3 – St. Anthony 修道院


20120717-IMG_2453
アリゾナ、フィネックスのほんの少し南東にフローレンスという小さな町がある。
そこにばんちゃんの親戚が健康上の理由から、移り住んだ。そこで彼を訪れることになった。

この町には大規模なベッドタウン作られ、そこだけ特別なコミュニティーが作られている。
暑い事を抜かせば、かなり安全で快適な老後が送れるという事だ。

産業などは何があるのかわからないが、比較的新しいが、ひっそりと修道院がある事がわかった。
St. Anthony’s Monastery

そこで宗教には関係のない私たちだが、見学させてもらうことができた。

広大な敷地内にはチャペルが6-7つほど建てられている。それぞれユニークなデザインだ。
チャペル内も、ご覧のとおり、超きらびやかなものから、質素なものまで様々だ。

20120717-IMG_2641.jpg

でも、なんと言っても特筆すべきことは、敷地内の木や花が丁寧に手入れされていること。
楽園に来たみたいだ。鳥も、蝶も自由に飛びまわっている。

この敷地内では、ゲストも長いスカートにスカーにならなければいけない。

100度を越す暑さの中、長袖と長スカートにスカーフ。

かなり苦しかったが、過ぎてしまえばたいしたことないと思えるのは不思議。

ロシアのおばさん風の私の姿を窓に映して撮ってみた。

彩度が高いので、わざとぼかしてコントラストもなくして、光をいっぱい入れてみた。

Eureka


Eurica にはキャンプ場があった。勿論、水の便はない。
でも、なんとトイレがあった。

20120420-IMG_1700.jpgさっさとテントを張って、暮れようとしている夕陽を捕らえたかった。
そこへ、 白い砂埃をたてて一台の車が近づいてきた。
う、う~、誰も近くに来て欲しくないな。
明朝は日の出前に出かけたいから、騒がれたくないし。

はたしてドアを開けて出てきたのは、シンディ ローパーとリーズ ウェザースプーンを限りなく崩し、ドハデにしたような若い女の子達だった。

20120420-IMG_1702.jpg

「これがあなた達のテントなの?」アクセントのある声で聞いてきた。
質問の意図がわからず、「何処から来たの?」と、無難な質問で返事した。
「フランクフルト。」
どおりで英語が少しおかしいと思った。
その後は、今後の行き先、ホテル情報、などなど、すっごく不思議な質問をしてきた。

そもそも、すでに日は傾きかけている。そして、ここは普通の観光客は来ない所だ。
道に迷って来られる所ではない。計画して来る所だ。いぶかっている私。

それとは正反対に、ばんちゃんはすごく親切に、道の説明やら、場所の説明をしてあげていた。まあ~、かわいい女の子にはデレデレしたいんだよね。

20120420-IMG_1701.jpg

でもー、私たちはこれから砂丘に登って写真を撮るんだぞ。時間が無いんだぞ!
いざとなったら、私一人で砂丘に登る覚悟をしていた。この期に及んで夕陽を見逃すことなんて、考えられなかったから。

せっせとテントの準備とカメラの準備をしていたら、彼女達はホコリをたてて去っていった。
それはそれで、非常に心配になった。気をつければ夜でも大丈夫なはずだけど。

20120420-IMG_1703.jpg砂丘の上は、まるで真空管の中にいるような静寂さだった。
見えるものすべてが息を呑む。何をどう撮ったらいいのかわからない。
旅から帰ってきた今でさえ、写真の編集をどうしたらいいのかわからず、すべてそのままだ。
美しいものは、ただ美しい。

バックカントリー


Racetrack を後にして、いよいよばんちゃんにとっての山場、バックカントリーの山道へと向かう。20120420-IMG_1381.jpg

ここから先は地図には載っていない。
Saline Valley Road まで約7マイル、約1.5 時間かけて通り抜けた。

すでに華氏110度を超えていた。途中でトイレに立ち寄ったが、目の前で蒸発していく。

ふと見ると、トカゲのようだ。こんな炎天下でも彼らは戦えるのだ。

20120420-IMG_1408.jpg

ばんちゃんは狂喜して、ワイドレンズを使っていた私に近づかないように警告した。
でも、彼がズームレンズを準備している間、消え去っていた・・・しばらく険悪な状態となる。

「ワイドじゃ絶対に撮れないって言ったじゃない?」
「こんなチャンスは2度とないかもしれない・・・」
ごもっとも。返す言葉もない。

私が捕らえた画像は、このように、かろうじて何かが見えるほどのお粗末なもの。

Saline Valleyの砂丘も過ぎて、いよいよSteel Pass Road に入る。
標識はないから、GPSコーディネートで確認が必要だ。

依然としてデコボコ道で疲れる。
でも、何やら白い地帯が前方に見える。そして、そこだけが緑色だ。
そうこうしているうちに、黄色いセスナが丘の上の方に見えた。
む・む・む・・・飛行場?
どんどん近づいていくと、なんと温泉だった。
荒地の真っ只中に温泉だ~!20120420-IMG_1476.jpg
しかも、ヌーディストの温泉らしい。
そっか。ここは自家用飛行機で来る、かなりプライベートな温泉場だったんだ。
残念ながら、残された道の事を考えて先を急いだ。

さて、ここから先はEureka まで、約30マイルの Steel Pass が本格的に始まる。
まさに難易度の高い道となる。

次の山、次の山かな・・・と期待が高まっていく。
そして、ついに砂丘の頭の先が見えた。20120420-IMG_1640.jpg
その時の感動は・・・ずっと大切にしたい。私の大切な宝物だ。

書きたいことは山ほどある。
ありすぎるから、90 秒弱にまとめたビデオが一番いいかもしれない。

 

動かない動く石


190号線を北上し Scotty’s castle road をさらに北上する。
舗装道路は Ubehebe Crater に行く道あたりで終了する。
クレーターは大きいが、あまり鑑賞の仕方がわからず、さっさと先を急ぐ。

その後、Teakettle Junction のサインまでデコボコ道を延々と2 時間ほど走る。味気の無い風景と激しい揺れが、よけい長く感じさせる。サインを見てからは、ワクワク度が高まる。
そして。。。突然遥か彼方に違った景色が見えてくる。
あの白い部分は何?あのポツリと黒く見えるものは何?

答えを待つまでも無い。
謎の「動く石」のある場所、 Racetrack Playa なのだった。
黒い部分は、Grandstand と言われるPlaya の中にある岩の山だ。
人はほとんどいない。4WDでないと、来られないからだ。

20120419-IMG_1220

午後4時。暑いピークだ。
私の風邪も気になるし、とりあえずはキャンプサイトの物色を始める事にした。

20120419-IMG_1275
Racetrack から2マイル以内はキャンプ禁止だが、その他は、何処でもいい。

この規則、なんだか不思議だ。
規制社会どっぷりから、何処でもいいという感覚。
大自然を前にして躊躇する。
ともあれ、手ごろな場所を発見。
荷物を下ろしてテントや夕食の準備をしはじめた。

・・・と、黄色いすずめが舞い降りてきた。
これは・・・水を求めてきたのかな・・・と思った。
そして、ガラパゴス諸島の旅行中のことを思い出す。
水のない島の鳥は、遠くからでも水を察知する。だから水ボトルをバッグから出すのも禁止されていたからだ。
ここも、砂漠。 まさに水が無い。

ところが、どうやら様子が違うようだ。
車の窓ガラスに映る自分の姿と格闘していたと思ったら、ばんちゃんの足に飛び降りてきた。

結局、翌日テントを撤収するまで立ち去らなかったので、ビルと名づけた。

20120419-IMG_1303
星が降る山間の丘で寝た。
高校の山岳部の時以来だ。
そして、岳人の歌を思い出した。

星が降るあのコール グリセードで~
あの人は来るかしら 花をくわえて~
アルプスの黒百合 心ときめくよ~

人の記憶は、やはりどこかに格納されているんですね。忘れるんじゃなくて。

翌朝は日の出前に Racetrack に行く予定だったが、昼ごろまで寝ていた。私の体調が依然として思わしくなかったからだ。

だからか、思い描いていたショットは撮れなかった。ま、あの状況下では、こんなもんでしょ。

20120420-IMG_1326

ただ、あの炎天下、あの平地を2-3マイル歩いた後、不思議に元気が出てきた。
風邪菌がたまげてどこかに行ってしまったのかも知れない。

未だに科学者の検証がされていない「動く石」。
たくさんあった。
動いた後にできる「石跡」の線が、まっすぐだったり、うねっていたり。
どんな理由でも、わからないままでも誰も困らない。
だったら、そのまま謎のままでいい。

石跡をつけた石たち。
動いているところを見たことのある人は、まだいない。

「動く石」は、じっと、存在していた。

Yellowstone 7 山


さて、ここで Yellowstone を離れて、お隣の Grand Teton 国立公園へと移っていくのだが、私にとっては同じ旅行なので、ここに記す。

Teton 森林公園は広大だが、Grand Teton 国立公園はあまり広くないと思う。そして、この公園の唯一、他と比べ物にならない呼び物は、何といってもこの絶景につきる。

20110728-IMG_0464.jpgいつ、どこから見ても息を呑む。それでも一番は早朝の朝日に輝く山並みかな。それとも、早朝1時間ほどの、刻々と変化する空の景色が繰り広げる雄大なドラマそのものかもしれない。Grand Teton という山自体はそれほど高くはない。13,775 ft (4,199m) で、富士山より高いが、この前行った、White Mountain より低い。でも、アプローチなしにいきなりそそり立つ姿は、山の存在を感じさせる。

何枚も撮った写真はどれも美しい。選択には苦しむところだ。一般に見られる湖を前にしたTetonもいいが、私はこの一枚を選ぶ。

早朝、まだ寝ている若者を見捨ててホテルを出た。どこという当てはなかったが、ムースに出会いたかった。生憎出会いはなかったが、早朝のドラマだけで私は満足だった。大好きなアスペンの葉が、風になびいて輝く様は何と形容したらいいのだろう。そんなアスペンの木々を抜けて見えてきたのがこの景色だった。

そして、まだ暗くて、どこだかわからない道を走っていたら、突然コヨーテとバッジャーという、あまり見かけない動物に遭遇した。ラッキー!

20110727-IMG_0417.jpgISOを最高に上げても暗かったので、画像が悪いが珍しいバッジャーは見逃せない。コヨーテもどうしたらいいかわからないまま、観察していたのかもしれない。

早起きができない若者よ。昔からの言い伝えはやっぱり正しかったぞ~。
こんなにすごいボーナスを君は見逃した。
ベンジャミン フランクリン だって言っている。The early morning has gold in its mouth.