「クッキー泥棒」と言う有名な話を知っていますか?Valerie Cox という人が書いた詩です。
もう20年も前のこと、 Wayne Dyer が PBS Special に出演した時に引用したものを聞いて知りました。このビデオはその時のものではないですが、クッキー泥棒の話を語ってくれています。
要約はこちらのビデオでよく分かります。英語ですが、映像でよく分かります。
明らかに自分が正しいと思っていることも、実は真逆だった事に気付いた経験ありませんか?
今日は、まさに私が「クッキー泥棒」だったんだと気付かされた日でした。
薬局屋さんに処方箋を取りに行き、ブラブラしていたら「一つ買えば二つ目はタダ」というセールのサインにつられて一つでいいものを二つ持ってレジへ直行しました。
「会員カードありますか?」と聞かれ、カードを使いたくないので
「ないです。」と答えました。
そして、念のため、「これ、二つ買うと一つはタダになるってサインが出てますよね。」と確認しました。
だって、前回、全く同じセールのサインを見て二つ買ったのに、家に帰って見たら二つ分チャージされていて、憤慨した経験があったからです。今度は騙されませんよ〜!と、猜疑心の目。気合が入ってました。
「あ、それは会員カードを使ったらそうなります。今、作りますか?」と、笑顔で答えてくれました。
「?」
うっひゃ〜、そうだよね〜。
そういえば前回も会員カードを聞かれたっけ。それを黙殺したのは私。憤慨したのも私。
薬局の人は正しい事をしてくれていたのに、「仕事ちゃんとしてないんじゃないのー?」なんて一人ですっごく怒ってた。
一ヶ月も経ってから自分が「クッキー泥棒」だったことに気づいた・・・大反省です。
そして、小さい事だけど気づけてよかった。
きっと気づかないまま「クッキー泥棒」をしている事、他にもあるんだろうなぁ、と少し謙虚になれたのでした。