1ヶ月以上のごぶさたです。いかがお過ごしでしょうか。
今年もあと10日しかないというギリギリのところまで来てしまいました。ぐずぐずしていられません。うだうだと書きたいことはたくさんありますが、全部すっ飛ばして、アレンジされたお花をモデルにフラッシュ2つで遊んでみたというお話です。
こんな感じ。1ヶ月間、綺麗に咲いていてくれた花たち。
もう、枯れてる花もあるので、サヨナラの前に記念撮影です。F2.8、焦点距離61mm、ISO100、シャッタースピード1/100。光のソースをどこに持ってくるのが一番いいのか試行錯誤しました。
もう一点、DOF(被写界深度)の設定をF2.8からF22までそれぞれ設定して比べてみました。
F2.8: DOFが一番浅いので、バックは完全にボケてます。焦点は中央の薄いピンクのカーネーション。
F5.6:
F14:
F22:DOFが一番深いショット。バックドロップの襞がしっかり見えてます。バックドロップから花までの距離は約2m。ということは、当然、花は全部きっちり綺麗に見えていることになります。
DOF(ピントが合っている空間の深さ)は、Fストップ(絞り)と焦点距離で決まります。この二つの値が分かって入れば複雑な計算式の後DOFがわかるはずです。ただ、実際にはそんなことをしている人はいないでしょう。
集合写真などはDOFが深い方が当然いいですよね。ワイドレンズを使ったり、F値をあげれば深くなります。
でも、何か一点を強調したい時には周りをぼかしたほうがいい。そんな場合はDOFが浅い方がいい。ポートレート写真などは特に効果が出ます。だから望遠レンズを使ったり、F値をぐっと下げたりします。
今回のアレンジされた花の場合、どの辺に設定すればいいんでしょうね。個人的にはF2.8のがいいと思いますが、アレンジされた花をしっかり見てもらうためにはF5.6 以上でないとダメかな。
光のコントロールは写真の命。練習あるのみです。