昨夜の屈辱を晴らしたくて、頑張った甲斐がありました。
Cactus Wren です。鳥データバンク登録第1号!
「ねえねえ〜、今度のバケーション、フロリダはどう?」
「え~ダメダメ。遠すぎ。コロラドあたりで十分。」
「でも、この前どこでもいいって、言ってたじゃない?」
「フロリダには手頃なカクタスがないから、ダメ。」
「いつも言うことコロコロ変えるんだから。プンプン!」
「現実的に考えたら?」
なんて会話があったかどうかわかりませんが、一生を添い遂げると言うCactus Wren、喧嘩なんてするのかなぁ。
かつて Nail 家族が住んでいた Sam Nail Ranch。
色々な家畜を飼っていたようですが、公園ができる寸前にひどい干ばつにあい、この地を去ることになります。
早朝に来てよかった。誰もいない。鳥と私たちだけ。
小さい鳥たちの姿を追い求めていたので気がつきませんでしたが、ふと、見上げると・・・ヒメコンドルが私たちを見ています。
うひゃ、あの真下を通らないと先に行けないのかー。羽を広げたら、バンちゃんの身長より長い大きさの鳥です。生きてる人間には興味がないと知っていても、少々怖い。
怖さを気づかれないよに通過。
「よかった〜」と思ったのも一瞬、こんな光景が眼前に現れます。
ここはヒメコンドルのアパートだったのね。ぞくぞくと現れるヒメコンドル。数メートル先を歩いて行く私たちに、全く動じません。
ハイエナと同様、屍を食とします。だから嫌われているようですが、私たち人間も同族ですよね。
てなことを考えながら通過。ヒュ〜。
背中を太陽にかざして日干ししてるんでしょうか。なんかユーモラス。
サクサクッ。・・・ムムッ?足元が動く気配。
目を凝らして見ると、こ、これはタランチュラだ〜!!!Mexican golden red rumpかな?意を決して近寄って撮って見ました。毛がふさふさ。ふかふかしていて気持ち良さそうですが、触れなかった。なかなか先に進めませんねぇ。次々!
White-winged Dove。よく見る鳩より少し大きめ。鳥データバンクへの鳥第2、ゲット。この鳥も群生しています。
それからNorthern Mockingbird。この鳥はDBには入れられない。家の裏庭にも来るし。
「大きい鳥ばっかね。Wrenは頑張ったけど、小さい鳥が全然ないじゃん。」と、コメントされそうですね。
まさに、そうなんです。赤や黄色の鳥もいたんですが、すばしっこくて、全然スピードについて行けない。
と言うことで、場所替えをすることにしました。