朝7時、南へ。
早朝の外出は久しぶりです。頑張って起きたせいもあって、風景が全て新鮮です。所々、白い霜が降りてました。今年最後の医者のアポ。
帰宅してキッチンの外を見ると、ハミングバードがフィーダーにチョコリ。腰を据えて動きません。じっと見つめていたら、ようやく思い出したようにネクターを飲み始めました。そうですよね。もう寒いんです。南の国へ飛んで行かない鳥たちは、冬をどう過ごすのでしょうか。
わさわさと食事の準備をしていた時の事。ふとキッチンの窓の外を見ると、
「うそでしょ?何あれ?」
裏庭に真昼、コヨーテ?!心臓バクバクを必死に抑えて、カメラ~。。。シャッターを切った時には遅すぎました。まるで私のためにポーズを取っているかのようにスクッと立ったまま、動かなかったのに!!!かろうじて撮れた一枚がこれ。それにしてもです。なぜ?
コヨーテが裏庭に行くには2つのドアを通過しなければいけないんです。一つは道路から家の横に入るドア。ボロくなって下の方が割れているので、そこから侵入したのかもしれません。でも、もう一つのドアはこの鉄の柵と同じ幅の格子のドア。こんな細い隙間から入れるのかしら。
この寒い冬空。彼もお腹を空かして入ってきちゃったんでしょうか。時々、変な動物の死骸が家の横に転がっていたというバンちゃんの言葉を思い出しました。む、む、む・・・ その後、ドアと塀の隙間を厳重にチェックしました。
コヨーテよ。寒くても強く生きていくんだぞ。
昨夜、隣人が通う教会、Saratoga Federated Church のクリスマスのミュージカルを見てきました。この手の出し物、恥ずかしがらないアメリカ人は得意です。一緒に歌を歌いながらホロホロ泣いてしまいました。ほとんどフルに近いオーケストラもなかなかの演奏でした。
宗教には縁のない私たちは、勧誘された時用に、丁寧にお断りするセリフを準備をしていきましたが、そんなものは一切なくてちょっと拍子抜けでした。雨が降っていた日曜日、心の奥の方がちょっと暖かくなりました。
そして、最後は表の飾りです。突然バンちゃんのエンジンが動き出してこんなにきれいになりました。
隣人からもらった宿題、完了!
この飾り付けで、私だけじゃなく、道行く人の心が少しでも暖かくなったらいいな。