風邪のせいで体調は悪化、かたや天候は回復していきます。そうなったらもう、頑張って出かけるしかないでしょう。
ナバホ道からピカブーループ、そしてクイーンズガーデンに抜けて戻って来る8-9マイルぐらいの谷底を歩くルート。これがまた、めちゃすごい。Bryceに来てここを歩かなかったら、その凄さを見ないまま帰ってしまうのと同じと言えるほど。私の風邪もぶっ飛びます。でも、再びジレンマに陥ってしまう。だって、こんなに連立するHooDooを見たら、凄すぎてどう手をつけていいかわからない。
ブリスタルコーンがそんな私たちを見て笑っているよう。ゆったりと横たわりながら、「ほら、ポーズとってあげるから撮ってみてごらん」と言っているよう。
近くによると、こんなです。HooDooの下の方の色が染物のようで好きです。
光を浴びたHooDooの撮り方がわからないまま、さすがに疲れきって上り坂へと向かいます。
夕日を浴びたHooDooを眺めるカップル。言葉もいらないんです。ただただ雄大な景色を一緒に眺めて時を過ごす時、そんな人が横にいるんだと気付いた時、幸せの瞬間だと思いませんか?左下、再び影でお邪魔しております。
本当は、こっちの老夫婦を撮りたかったんですが、雲間から照らす光は1秒ごとに変化して容赦してくれません。アタフタしているうちにチャンスは逃げて行ってしまいました。あー、人生と同じだ〜。