イタリアに行った事があるわけではないんですが、トスカニーは有名なワインの産地ですから、漠然とした雰囲気は理解しているんですね。でも、この漠然とした理解は私の中だけで、これを表現するのはちょっとシンドイです。
話はキッチンのリモデルです。
キャビネットの選択が雰囲気を左右する最重要アイテムなので、さっそく推薦されたキャビネット屋さんに行って、迷いながらもばんちゃんと意見の一致をみたのがシナモンメイプルという名前の色。
リンク先を見てもわかるとおり、写真によっては色が違って見えるので事をより一層難しくしてくれています。これが私が携帯で撮ってきた写真。まったく同じモデルルームです。
この写真を元に、カウンタートップと床のタイル、バックスプラッシュを決めていきます。
先週末、アーティスティックセンスのあるKとリモデル経験と知識豊富なBと共にタイル屋さんを訪れました。そこで初めてタイルの種類、値段の違いなどを教えていただき、非常に助かりました。また、その他の助言もいただき、もっともっと調査、情報集めが必要なことがわかってきました。
そこで結構頑張って、たどり着いた先はトスカニースタイルのカラーパレットです。
「これ・・・ばんちゃん、大丈夫かな。」
「緑とか黄色はいやだって、言ってなかったっけ?」
玄関マットを買う前に大喧嘩をした経験があるだけに、心配になってきました。
そこでさっそく昨日私の調査報告をしてみました。
「例えばこんな感じ。」
「しっかり色を選んでいかないとヘンテコリンなキッチンになっちゃう難しい色かもしれないのね、このシナモン。」
「こんなんで、まだいいと思う?」と、私。
「・・・」
「何をしたいのかわからないよ。」
「これ、何の為にしてるの?」と、ばんちゃん。
「それって、どういう意味?」
「言っている意味がわからないんだけど。」と、私。
ぜんぜん会話がかみ合ってなかったな。
会話はその後も続き、結局、「何とかなるさ」というところで落ち着かせました。
私も決定的に「これ!」という意見もまだないし、シナモン色に不安もあります。本当にこの色がいいのか、まだ100%決断できないでいます。「不要物集めて箱作りましょう」とはぜんぜん違うので。
トスカニーって、あの家に似合うかな。イタリアに行ってこないとわかんないじゃん・・・
と、カオスのど真ん中に入っていく私でした。