記憶の彼方からやってきた、おにぎり


新年、心機一転、よいことがたくさん起こりますように。いろんな冒険ができますように。

 

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おにぎりがないからとりあえずのお茶漬け写真。これもおいしそう~。

さて、本題。
音楽と食べ物、メロディーと味。
私の記憶データバンクを自動動作させるトリガーだ。
先日グーちゃんが海苔巻きの海苔をバリバリ音を立てて食べる話をしてくれた。
そりゃあ、日本人ですもの。食欲そそられちゃう。
想いは一気に日本。高級料亭のてんぷらや刺身もいいけれど、コンビニのおにぎりだって負けないくらい美味しいぞってことになった。

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デパチカではSLRを持ち歩いていると要注意人物としてマークされる。
写真消去をせまられた末の貴重なショット。

成田に着いてまずすることは携帯を借りること。
そしてリムジンバスを待つ。
その間、何をするか。
眠いからお腹はすいてないけど夕刻だ。
軽く何かを準備しておいたほうがいいと思い立つ。
で、キオスクを覗くと・・・あるある。
定番の・・・おにぎり。
こんな所のおにぎりなんて美味しくないに決まってると大半の方々はおっしゃるかもしれない。
ところがどっこい。
アメリカの貧しい食生活からやってきた私には・・・
うはーぁあ、美味しい。

デパチカのお惣菜売り場なんか行かなくても、駅のあちこちで売られているありとあらゆるおにぎり。
あまり胃袋が大きくない私は、残念ながら買って食べる機会はほとんどない。
昔は梅、鮭、おかか、昆布ぐらいだったのが、今では数え切れないくらいの種類が並んでいる。
まるで、ショートケーキのディスプレイさながら、すまし顔のおにぎりもたくさんいる。
今度日本に行ったらおにぎり特集しようかな。。。

とか思っているうちに、グーちゃんが「今度の女子会はおにぎりパーティーにしようね」って言ってくれた。
やったねー!
新年早々ついてるぞ。

そうこうしている内に、私の記憶は遠い彼方の記憶の海を泳ぎ続けていた。
たどり着いた先は、まだきっと2-3歳のころのこと。。。

台風が来るからと、父は雨戸や窓の外に板を打ち付けていた。
電球で照らされた下には母と大きなおひつ。それを囲む子供達。
炊き立てのご飯からはまだ湯気がもやもやと立ち上っている。母の大きな手のひらはすでにピンク色になっている。
水で濡らして塩をちょい。両方の手のひらの中を行ったりきたりしているうちに、三角のおにぎりができあがる。
どんな具が入っていたのか覚えていない。海苔もどんな風に巻かれていたのか記憶にない。
覚えていることは、お皿に置かれた先から誰かの手が伸びてなくなっていったこと。
「後で食べるんだから、食べちゃだめよ」みたいなこと母は言っていたに違いない。
でも、食べ盛りの兄二人、姉、そして面白がって私も加わっている。こんなに楽しいことはないのだ。
ようやく手に取れたおにぎりは、ホカッと暖かかった。

幸せの記憶はこんなところに隠れていたんだね。
遠い彼方からおにぎりがやってきた。幸せの記憶を連れてやってきてくれた。

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